人財関連の取り組み

労働安全衛生

当社では、労働安全衛生法に基づいて安全衛生委員会を設置し、労働災害の防止や従業員の健康管理を目的とした安全衛生管理の推進に努めています。本社、各支社においては、長時間労働およびノー残業デーなどの労働時間管理を、食品工場、冷蔵倉庫においては労災事故削減を主な課題として、各職場の状況に応じて職場環境の改善などに取り組んでいます。
また、「顧客満足度(CS)と従業員満足度(ES)の向上は車の両輪である」との考えのもと、各社で定期的にES調査を実施しています。

調査の実施⇒調査結果のフィードバック⇒課題抽出・優先順位付け⇒施策の企画・実行というPDCAサイクルを回すことにより、「働きがいの向上」と「従業員重視の職場づくり」を目指しています。
また、健康および安全衛生リスクに関しては、グループ健康推進連絡会を通して議論し取り組みを進めており、その状況は、取締役により構成されるグループ人財委員会がモニタリングしています。

施策の企画・実行については各社の社長、人事担当責任者が一堂に会するグループ人財委員会(年2回開催)で進捗を共有し、有効な施策についてはグループ各社に展開するなどの工夫を行っています。

健康経営

2015年度に健康経営の専任部署として人事総務部内に「健康推進グループ」を新設し、2016年度には、「ニチレイグループ健康宣言」および「グループ健康管理基準」を制定しました。この宣言を社内外に発信するとともに、持株会社に最高健康推進責任者、グループ内の各事業会社に健康推進責任者・担当者を任命し、健康管理を進めています。

健康と安全衛生に関するリスク評価として、健康診断の結果分析を重視しています。分析内容は「健康白書」に記載して社内で公開し、従業員の健康状態の傾向に合わせた健康に関する教育や取り組みを行なう他、社員食堂で提供するメニューをより健康的にするための参考としても活用しています。

健康経営に向けた取り組み

「持続的成長を目指す会社にとって、従業員の健康は重要な経営課題である」との認識のもと、2015年度に健康経営の専任部署として人事総務部内に「健康推進グループ」を新設しました。2016年度には、「ニチレイグループ健康宣言」および「グループ健康管理基準」を制定しました。この宣言を社内外に発信するとともに、持株会社に最高健康推進責任者、グループ内の各事業会社に健康推進責任者・担当者を任命し、健康管理を進めています。

定期健康診断では、結核の早期発見のためのレントゲン検診のほか、各種がん検診を追加するとともに、産業保健スタッフ主導による事後措置の徹底をしています。また、健康診断時の健康啓発活動やストレスチェックの実施、ニチレイフーズの冷凍健康管理食「気くばり御膳®」を活用した従業員向けの体験型健康支援プログラム「ニチレイ健康塾」などのさまざまな健康増進施策を展開しています。小規模事業所や海外勤務者については、ICT活用による遠隔面談を行っています。

こうした取組みが評価され、当社グループは経済産業省より、「健康経営優良法人2021~大規模法人部門(ホワイト500)~」の認定を受けました。(2016年度より連続認定)

人財の雇用・登用

公正な雇用機会の提供

ニチレイグループは、個人の属性に捉われず、適性や能力に応じた公平な採用を行っています。
新卒採用については、ホームページ上に募集要領や各種情報を公開し、広く募集を受け付け、公正な選考を行っています。

定年退職後の就業機会提供にも早くから取り組み、2002年には「シニアスタッフ制度」を設置。2006年には、改正高年齢者雇用安定法の施行に伴い、「新シニアスタッフ制度」に移行しました。シニアスタッフ制度や定年後再雇用等により、現在100名を超えるシニアスタッフが定年退職後もニチレイグループで働いています。
また、外国人の採用にも積極的に取り組んでいます。

人財育成

ニチレイグループでは、各事業会社の社長を責任者として、自社に最適な人財育成(教育体系・キャリア開発)制度を構築しています。