長期経営目標2030年の姿

今後、国内では本格的な人口減少に伴い消費市場の縮小が懸念されますが、世帯構成やライフスタイルの変化を背景とした時短ニーズの増大や消費形態の多様化などが生み出す新たな需要も見込まれます。海外では健康・高品質志向の高まりや、新興国における人口増加と冷凍インフラ整備の進展により、冷凍食品・低温物流の市場拡大が想定されます。一方、持続可能な社会の実現に向けて、企業に対する期待と要請は一層多様化、高度化していくことが確実です。
このような環境認識のもと、新たな企業経営理念に基づき、2030年のグループ全体のありたい姿を策定しました。

ありたい姿

イノベーションの推進により、お客様および社会の課題を解決する新たな価値を創造し、人々の豊かな食生活と健康に貢献している。国内事業においては、高付加価値化と資本効率の最大化を実現し、加工食品事業と低温物流事業で№1の高収益企業として確固たる地位を築いている。海外事業においては、M&Aとアライアンスにより規模とエリアを拡大し、海外売上高比率30%を達成している。また、新規事業の創出により新たな収益の柱を確立している。

経営数値目標

売上高 1兆円
海外売上高比率 30%
売上高営業利益率 8%
「企業経営理念の改定および長期経営目標「2030年の姿」の策定について」(2019年5月14日公表)

関連事項:重要事項(マテリアリティ)の特定

2020年6月、長期経営目標「2030年の姿」の実現に向け、5つの重要事項(マテリアリティ)を特定しました。
今後は、この重要事項に具体的に取り組んでいくため、グループ戦略と事業戦略が連動した施策・KPIの策定を進めていきます。

重要事項(マテリアリティ)
長期経営目標の実現に向けた重要事項(マテリアリティ)特定のお知らせ(2020年6月24日公表)