中期経営計画

“WeWill 2021”

世界経済の不安定性が増すなか、為替相場や原材料価格、エネルギーコストの変動が続くことが想定されます。国内では、労働力不足に伴う様々なコストの上昇が続く一方で、世帯構成やライフスタイルなどの変化がもたらす消費形態の多様化が見込まれます。

本計画では、経営環境の変化を的確にとらえながら、加工食品事業と低温物流事業を中心に成長および基盤強化に向けた設備投資を実施し、「持続的な利益成長」と「豊かな食生活と健康を支える新たな価値の創造」の実現を目指します。

全体戦略

国内の収益力向上と海外拡大により持続的な成長へ

1. 全体戦略

全体戦略 主な施策
(1)持続的な利益成長
国内 経営基盤の強化や事業構造の変革による収益力向上 (1)加工食品の継続成長や低温物流の安定拡大
(2)主力事業のさらなる競争力強化に向けた資源配分を実施
・国内・海外での成長投資
・環境対応など基盤強化への投資
(3)研究開発や新規事業開発、業務革新の取り組みに注力
海外 事業規模拡大を加速
(2)資本効率の向上と株主還元の充実 ROE10%以上の維持と配当基準の見直し
(3)豊かな食生活と健康を支える新たな価値創造 事業を通じた社会課題の解決

2.経営目標 数値

単位:億円 2019/3期(実績) 2022/3期(計画) 増減 年平均成長率(%)
売上高 5,801 6,570 769 4.2%
(海外売上高) 792 1,023 231 8.9%
営業利益 295 350 55 5.9%
営業利益率 5.1% 5.3% 0.2pt -
当期純利益 199 220 21 3.3%
EBITDA* 470 576 106 7.0%
ROE 11.7% 10%以上
EPS 149.7円 164.9円以上

*EBITDA=営業利益+減価償却費(リースを含み、のれんを除く)

投資戦略

1.競争力強化への積極的な設備投資

  • 国内・海外での成長投資の実施
  • 設備の長期利用や効率化、環境対応など基盤強化への投資を継続
  • 業務革新の取り組みを強化

2.長期的視点での取り組みを強化

研究開発や新規事業開発に注力し、新たな成長ドライバーの創出に取り組む

設備投資等の内容
設備投資等の推移

財務戦略

1. 財務の健全性

積極的な投資を実施するが財務の健全性を確保しつつ、ROEは10%以上を維持

2. 株主還元の充実

配当基準を見直しDOE(自己資本配当率)3.0%を目安に安定的な配当を継続、
経営環境や財務状況の中期的な見通しを踏まえ、機動的に自己株式の取得を検討

セグメント別の事業計画

設備投資に伴う減価償却費の増加や研究開発などの戦略費用を吸収し、
計画期間で年平均6%程度の利益成長を確
保、EBITDAは7%の成長

  • (加工食品)国内・海外での販売拡大などにより利益増加
  • (水産・畜産)安定利益を確保
  • (低温物流)集荷拡大などにより着実な利益成長
  • (不動産)一部賃貸ビルのリニューアル工事により減益
  • (調整額)研究開発やシステム関連などの戦略費用が増加
営業利益・減価償却費・EBITDA推移
経営目標数値

ESG

CSR基本方針「ニチレイの約束」に基づき、事業を通じて「豊かな食生活と健康を支える新たな価値創造」に取り組むことにより社会課題を解決し持続可能な社会の実現に貢献します。

  • 新たな顧客価値の創造
  • 安全な商品とサービスの提供
  • 持続可能なサプライチェーンの構築
  • 環境負荷の低減・気候変動への対応
  • コーポレートガバナンスの充実