業績予想の修正等に関するお知らせ

IRニュース 2002年

PDF(136KB)

平成14年9月24日
各  位
 
  会 社 名
代 表 者 名
本社所在地
コード番号
上場取引所

問 合 せ 先
株式会社 ニチレイ
代表取締役社長 浦野光人
東京都中央区築地六丁目19番20号
2871
東京、大阪、名古屋(各市場第一部)
福岡、札幌
財務部長 三田勇太郎
TEL(03)3248-2167
 
業績予想の修正等に関するお知らせ
 
当社は、平成14年5月10日の決算発表時に公表しました平成15年3月期の単独・連結業績予想を修正するとともに、投資有価証券売却損を計上しますので、お知らせします。
また、平成14年6月14日に公表しました「中国産冷凍ほうれん草及び中国産冷凍ほうれん草を使用した調理食品の販売自粛の件」による業績への影響額が纏まりましたので、お知らせします。

 

.平成15年3月期の業績予想の修正について
  1.平成15年3月期の単独業績予想の修正
  1)平成14年9月中間期(平成14年4月1日〜平成14年9月30日)
  (単位:百万円)
  売上高 営業利益 経常利益 中間純利益
前回発表予想(A) 211,000 3,700 3,300 1,700
今回修正予想(B) 214,000 5,500 5,000 1,400
増減額(B-A) 3,000 1,800 1,700 △ 300
増減率(%) 1.4 48.6 51.5 △ 17.6
【ご参考】
平成13年9月中間期実績(C) 208,886 3,097 3,130 1,089
増減額(B-C) 5,114 2,403 1,870 311
増減率(%) 2.4 77.6 59.7 28.6
 
  2)平成15年3月期(平成14年4月1日〜平成15年3月31日)
  (単位:百万円)
  売上高 営業利益 経常利益 当期純利益
前回発表予想(A) 424,000 9,500 8,600 4,200
今回修正予想(B) 426,000 10,600 9,700 3,300
増減額(B-A) 2,000 1,100 1,100 △ 900
増減率(%) 0.5 11.6 12.8 △ 21.4
【ご参考】
平成14年3月期実績(C) 414,993 7,475 7,374 2,473
増減額(B-C) 11,007 3,125 2,326 827
増減率(%) 2.7 41.8 31.5 33.4
 
  2.平成15年3月期の連結業績予想の修正
  1)平成14年9月中間期(平成14年4月1日〜平成14年9月30日)
  (単位:百万円)
  売上高 営業利益 経常利益 中間純利益
前回発表予想(A) 285,000 7,100 5,800 2,800
今回修正予想(B) 287,000 9,400 7,700 2,700
増減額(B-A) 2,000 2,300 1,900 △ 100
増減率(%) 0.7 32.4 32.8 △ 3.6
【ご参考】
平成13年9月中間期実績(C) 279,858 6,090 4,806 2,818
増減額(B-C) 7,142 3,310 2,894 △ 118
増減率(%) 2.6 54.4 60.2 △ 4.2
 
  2)平成15年3月期(平成14年4月1日〜平成15年3月31日)
  (単位:百万円)
  売上高 営業利益 経常利益 当期純利益
前回発表予想(A) 579,000 17,000 14,400 7,200
今回修正予想(B) 579,000 17,900 15,300 6,000
増減額(B-A) - 900 900 △ 1,200
増減率(%) - 5.3 6.3 △ 16.7
【ご参考】
平成14年3月期実績(C) 558,191 14,016 11,684 4,062
増減額(B-C) 20,809 3,884 3,616 1,938
増減率(%) 3.7 27.7 30.9 47.7
 
  3.修正理由
  1)単独
  営業利益
  中間期の営業利益が前回発表予想に比べ18億円増加する理由は次のとおりであります。
・加工食品事業
  広告宣伝効果などにより健康習慣飲料として定着したアセロラ飲料の売上げが大幅に伸長し収益が拡大するとともに、利益率を重視した業務用調理冷凍食品の販売戦略が功を奏し、中間期の加工食品事業の営業利益は前回発表予想に比べ約15億円増加する見込みであります。
  ・不動産事業
  下半期に予定していた宅地分譲や不動産の賃貸による収益を中間期で計上することから、中間期の不動産事業の営業利益は前回発表予想に比べ約5億円増加する見込みであります。
 
  中間期の営業利益は、前回発表予想に比べ18億円増加しますが、上記のとおり、不動産事業の営業利益約5億円を前倒しで計上することから、下半期の営業利益は前回発表予想に比べ7億円減少し、通期の営業利益は前回発表予想に比べ11億円の増加となる見込みであります。
なお、加工食品事業においては、業務用調理冷凍食品の取扱いが下半期も順調に推移し収益に寄与する見込みでありますが、アセロラ飲料の取扱いが上半期型であることや、市販用調理冷凍食品の取扱店率の拡大策に伴う販売促進費の増加などから、下半期の営業利益は前回発表予想と同額を見込んでおります。
 
  経常利益
  経常利益は、営業利益の増加により前回発表予想に比べ中間期で17億円、通期で11億円の増加となる見込みであります。
 
  当期(中間)純利益
  中間純利益は、当社保有上場有価証券2銘柄の売却損17億円などを特別損失に計上することから、前回発表予想に比べ3億円減少する見込みであります。
また、下半期に固定資産廃棄売却損約8億円の追加を予定していることから、当期純利益は前回発表予想に比べ9億円減少する見込みであります。
 
  2)連結
  営業利益
  中間期の営業利益は、単独の営業利益が18億円増加することに加え、連結子会社の流通型物流センター(2カ所)の稼働延期に伴い、初期費用の発生が下半期になることなどから、前回発表予想に比べ23億円増加する見込みであります。
通期の営業利益は、単独の営業利益が11億円増加しますが、主として北米の連結子会社 (Tengu Company Inc.)において、観光客向けの畜産加工品の販売の低迷が続き収益を 圧迫したことなどから、前回発表予想に比べ9億円の増加に止まる見込みであります。
 
  経常利益
  連結子会社が中間期に貸倒損失(営業外費用)を計上することなどから、中間期の経常利益は前回発表予想に比べ19億円の増加に止まる見込みでありますが、下半期は金融収支の改善などが見込まれることから、通期の経常利益は営業利益と同様に前回発表予想に比べ9億円の増加となる見込みであります。
 
  当期(中間)純利益
  中間純利益および当期純利益の減少は、主として単独における特別損失の増加によるものであります。


.中国産冷凍ほうれん草関連商品の販売自粛が当期の業績に与える影響額
 
  中間期 通 期
売上高 △ 640百万円 △ 1,600百万円
営業利益 △ 100百万円 △ 250百万円
経常利益 △ 400百万円
 
△ 550百万円
(中間期に在庫処分損300百万円を計上)
 
以  上