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プレスリリース 2008年

平成20年12月17日
報道関係者各位
株式会社ニチレイフーズ
株式会社ロジスティクス・プランナー
国土交通省海事局長より
エコシップ・モーダルシフト優良事業者として表彰されました
ニチレイグループの株式会社ニチレイフーズ(代表取締役社長・相馬義比古 以下ニチレイフーズ)と、株式会社ロジスティクス・プランナー(代表取締役社長・大平潤一 以下ロジプラン)は、12月16日に国土交通省海事局長より、エコシップ・モーダルシフト優良事業者として表彰されましたのでお知らせいたします。
1. エコシップ・モーダルシフト事業について
エコシップ・モーダルシフト事業は、荷主企業及び物流事業者を対象に、環境負荷が少なく省エネ・CO2削減に効果のあるフェリー、RORO船、コンテナ船、自動車船を一定程度利用するモーダルシフト貢献企業を選定し、当該選定された企業にエコシップマークの使用を認めること等により、海運事業者、荷主企業等が一体となって海上輸送へのモーダルシフトの一層の促進を図ることを目的に、平成19年度よりスタートしております。
※国土交通省報道発表資料 http://www.mlit.go.jp/common/000021381.pdf
2. 表彰対象となった取組内容
ニチレイフーズは、冷凍食品をはじめとする製品の物流に関して、2003年よりニチレイロジグループの3PL会社であるロジプランと3PL契約を結び、全体最適を主眼とした物流改善を継続的に実施してまいりました。特に地球温暖化防止に向けたモーダルシフトや個別企業・グループの枠を越えた共同配送による環境負荷低減を積極的に推進しております。
今回、表彰の対象となりました取組は、ロジプランがフェリー会社であるオーシャントランス株式会社(エコシップ・モーダルシフト事業推進事業者 以下オーシャントランス)と共同で、平成17年9月より本格的に実施した九州(鳥栖)〜関東(船橋)間での冷凍食品物流における海上輸送へのモーダルシフトになります。
従来の同ルートにおける冷凍食品輸送では、冷凍トラックを中心に、一部有人冷凍トラックによるフェリー輸送なども使用されていましたが、生産工場が多くある九州地区から巨大消費地である関東へ搬出される往路の物量が多く、復路である関東からの物量は少ないという荷動きの偏りが生じていたため(※九州発2に対して関東発1程度)、運送会社の空車リスクが運賃に反映され、結果として荷主であるニチレイフーズがコストの一部を負担していました。また空車スペースは、他顧客との組合せで一部補われていましたが埋めきれない部分は無駄なCO2を排出していることになっていました。今回、ロジプランを介してフェリー会社と直接業務提携することで、空コンテナを移動する場合は船腹に余裕があるタイミングで行うことができるようになり「環境対応」と「コスト低減」を同時に達成しております。
今回の取り組みで実現した新たな輸送システムでは、
オーシャントランスがシャーシ付きの40フィート冷凍コンテナを往復あるいは片道で提供
海上を無人航送することで、トラック運転手の拘束時間を短縮して労働負荷低減を実現
コンテナの空回送が発生する場合でも、船腹に余裕があるタイミングをとらえて移動させることで、空回送費用とリスクの負担を軽減
という点で、画期的なものとなっております。復路のリスクを負わずに片道の輸送が可能となりますので、今後他のエリアでもこうした海上輸送を中心としたモーダルシフトが進展していくことが予想されます。
3. 改善効果
この取組による改善結果ですが、海上輸送シェアの改善率につきましては、
平成19年度/18年度 0.6%増(海上輸送利用率<トンキロ>32.6%)
平成18年度/17年度 13.4%増(海上輸送比率<トンキロ>19.2%)
CO2の削減量・削減率につきましては、
平成19年度 陸上輸送の場合と比較して CO2削減量 515トン/年
CO2削減率 20.8%
となっております。
4. 本件に関するお問い合わせ先
【報道機関の方】
株式会社ニチレイ 広報IR部 03-3248-2235
【事業者等お取引に関するお問合せの方】
株式会社ロジスティクス・プランナー
営業部営業グループ 03-5550-3274
◆用語説明
(1)モーダルシフト
輸送手段を変更するという意味合いの言葉であるが、交通に関連する環境保全対策の分野では、より環境負荷の小さい手段に切替える対策を総称してこのように呼んでいる。
運輸部門の二酸化炭素発生量の大半は自動車によるため、狭義には二酸化炭素発生量の削減を目的とした、トラックによる貨物輸送から、鉄道や船舶に転換することをさすこともある。
大量の幹線貨物輸送をモーダルシフトした場合、エネルギー節減、二酸化炭素、窒素酸化物の排出抑制、道路交通騒音の低減、労働力不足の解消などのメリットが期待される。一方、コンテナ列車、コンテナ船の増強、ターミナル駅、港湾の整備などが必要となってくる。
(2)RORO船
Roll On Roll Off Ship(ロールオンロールオフ船)の略で、「乗り込んで、降りる」と言う意味を持ち、船の中にトレーラーが自走して乗り込むことが可能な構造となっており、クレーンを使わずに直接貨物の積み降ろしが出来る船のことです。このため、貨物の大量輸送と荷役作業の効率化が図られ、物流コストを軽減することができます。
 また、RORO船と同様に、トラックやトレーラーなどが直接出入りできる船としてカーフェリーがありますが、フェリーは旅客と貨物を輸送するのに対して、RORO船は貨物のみを輸送するという違いがあります。
以上

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