生物多様性

生物多様性

自然や地域と共生した持続可能な調達

ニチレイフレッシュでは、食と健康の源である地球の恵みを守りながら、持続的な調達・供給を行っていくために、調達活動を通じた環境負荷の低減に取り組んでいます。
えびの調達販売を通じて、インドネシアにマングローヴ林を広げる活動を行っています。

生命(いのち)の森(マングローブ植樹プロジェクト)

「こだわり素材」では、天然水産資源の乱獲防止の取り組みを行っています。「モーリタニア産壷たこ」では、漁場を荒らしたり、小さなたこを獲るなどの乱獲につながることが少ない「壷漁」のみにこだわり、品質の高いたこ原料を提供しています。また、「ブラジル産天然えび」「メキシコ産天然えび」では、政府の定めた禁漁期間や禁漁基準を遵守し、持続可能な漁業に努めています。
ニチレイフレッシュは常に安全で安心な食を安定的にお届けするとともに、資源や環境や社会の持続可能性を念頭に、今後も「こだわり素材」の開発や調達に取り組んでいきます。

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循環型農畜産業

工場や食品素材の生産現場で排出される食品残渣や鶏ふんなどを、飼料や肥料に再生すれば、廃棄物を削減し、資源として有効活用できます。しかし、そのためには、再資源化された飼料・肥料が実際に使われることが必要です。

ニチレイグループは、食物から再資源化した飼料・肥料を使って食物を生産し、これを人間や家畜が食べる循環サイクルの確立を目指しています。純国産鶏種「純和鶏」の養鶏場として設立した(株)ニチレイフレッシュファームでは、地域の関係者と連携を図りながら、鶏ふんを活用した地域循環型の生産体制の構築に取り組んでいます。

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裏磐梯の社有地における活動

ニチレイは福島県裏磐梯の桧原湖周辺に土地を所有しており、周辺の自然環境の調査と、それにもとづく環境や生物多様性の保全活動の支援を行っています。裏磐梯の所有地周辺は1888年の磐梯山の噴火によって植生が消失しましたが、125年ほど経過したことにより、アカマツ林、シロヤナギ、ヨシの湿地、湖沼の水生植物群落など、遷移途中の植生を見ることができます。裏磐梯高原の多くは、地域住民の方々の植林により、アカマツやカラマツの林が広がっていますが、当社社有地はほとんど手つかずの自然の遷移の様子を観察できる、学術的に貴重な土地となっています。

ニチレイでは2011年度より、福島大学大学院共生システム理工学研究科実践教育推進センターの自然共生・再生プロジェクト部に置かれた「裏磐梯の人間−自然環境系に関する研究」プロジェクトへの支援を行ってきました。当社社有地に限らず、裏磐梯地域のさまざまな場所で、湖沼群の植物や昆虫の調査、そして猪苗代湖の湖底堆積物の分析など幅広い研究が行われ、裏磐梯地域の自然の希少性が科学的に明らかになってきています。

2013年度からは、福島大学大学院共生システム理工学研究科で開始された裏磐梯の自然を徹底調査し、それを保全するための方策を解明するプロジェクト研究「遷移途中にある自然環境を自然遺産として良好に保全するための研究モデルの策定-磐梯朝日国立公園の人間-自然環境系(生物多様性の保全)に関する研究-」を支援していきます。

また、猪苗代湖や裏磐梯湖沼流域における、水環境保全を推進する「きらめく水のふるさと磐梯」湖美来(みずみらい)基金(猪苗代湖・裏磐梯湖沼水環境保全対策推進協議会)にも寄付を行っています。同基金は活動内容を情報発信し、広く理解と支援の輪を広げることにより、猪苗代湖と裏磐梯湖沼群を美しいまま未来の世代に引き継いでいくことを目的としています。

社有地内の池での底生動物相調査

社有地内の希少植物
ヒトツバイチヤクソウ(左)
エゾノヒル ムシロ(中)イトモ(右)

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米衣(米100%フライ用衣材の開発)

米衣(こめころも)®

米衣(こめころも)

ニチレイフーズは、主力素材である米への知見を活かし、新たな価値を創出するため、米粉の利用可能性について研究開発を重ねてきました。2010年度には、新製法による米100%でフライ用衣材を開発することに成功しました。

この取り組みは、米の付加価値を高めるとともに、国産米の積極的な活用による食料自給率向上にも貢献します。
2011年度から千葉畜産工業株式会社に生産ラインを構築して、市場への販売を開始しました。さらに、ニチレイフーズのブランドとして商品名を「米衣(こめころも)」とし、ロゴマークを作成して、ブランドの認知度を高める取り組みを進めています。
2012年度は、遊園地、ホテルなどの外食産業、コンビニエンスストア、学校給食で採用されました。

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