物流におけるCO2削減

物流におけるCO2削減

物流におけるCO2削減

ニチレイフーズの商品輸送におけるCO2排出量

ニチレイグループは各事業会社で物流におけるCO2排出削減に取り組んでいます。ニチレイフーズは、重点課題のひとつに商品輸配送時のCO2排出削減を掲げています。

2011年度は、東日本大震災による東北エリアの配送拠点の被災や鉄道網や港湾施設の被災の影響で、トラックによる緊急輸送の増大と船舶・鉄道による輸送の激減が、CO2排出原単位の悪化と輸送トンキロの増大をもたらしました。2012年度は、インフラの復旧に伴い、船舶や鉄道の利用を回復させ、CO2排出原単位も削減しました。また、保管倉庫の見直しによる配送距離の短縮や、関東に集中していた輸入商品の搬入を西日本にも分散させるなどの効率化も図りました。さらに、今年度一部エリアで実施した燃費法によるCO2排出量の把握についても、今後エリアの拡大を検討していきます。

ニチレイロジグループは、食品物流の効率化を最も重要な責務と捉え、TC(トランスファーセンター)機能や共同集荷・共同配送など、最適な配送ロジックの提案を通じて、お客様の物流コスト削減とともにCO2排出削減に取り組んでいます。

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企業間連携によるエネルギー使用量効率化の取り組み

(株)ロジスティクス・プランナーは物流・生産・在庫に関わるサプライチェーンを、全体最適な視点で効率化することで、商品保管時の電力使用量の削減や、輸送、生産における燃料およびCO2排出量の削減に取り組んでいます。

ニチレイフーズと生産委託先の一つである(株)北海道フーズ様は、情報共有も部分的で、品切れを防ぐために互いが安全在庫を確保していました。また販売に連動した生産や輸送の繁閑の差は、両社のサプライチェーン全体に負荷を与えていました。

2009年よりロジスティクス・プランナーは北海道フーズ様の物流業務を包括受託してさまざまな改善を進めていましたが、物流の繁閑の差は、当初からの継続的な課題になっていました。検討の結果、物流の平準化を実現するためには、3社が協力して、営業情報、販売計画、補充・在庫計画、生産計画、輸送計画に至るまでを連動管理する必要があるという結論に至り、2011年からはニチレイフーズを加えた3社共同による改善プロジェクトがスタートし、2012年10月より本格運営に移行し、現在も改善活動が継続されています。

●取り組み内容

  • 3社に関連する必要情報をグループウェアを利用して「見える化」し、日々の情報共有を図ることで生産・販売・在庫・輸送計画を連動させて総合的に管理する体制に変更した。
  • ニチレイフーズの物流センター在庫の削減を優先する補充計画から、一元管理のもと輸送・生産効率も考慮した補充計画に変更した。

●成果

  • トータル在庫の削減(▲11.7%)
  • 物流の平準化
  • 積載率の向上
  • 輸送(補充)の多頻度、小ロット化解消
  • 冷蔵倉庫、食品工場における電力使用量の削減
  • 生産効率の向上
  • 事務作業の軽減  等

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通過式燃料改質装置の装着によるコスト削減および環境への配慮

NKトランスでは、燃料コストの削減と有害排出ガスの低減を目的に、トルクアップなどエンジンの熱効率向上の効果がある通過式燃料改質装置をトラックに装着しました。その結果、燃費が向上し、使用燃料量を抑えてCO2排出量を削減するとともに、CO、THC、黒鉛などの有害排出ガスを低減しました。また、加速性の向上や燃焼騒音の低下などの効果もあり、運転疲労の軽減にも貢献しています。

通過式燃料改質装置の導入に加えて、ドライバーのエコ運転を実践していくことで、環境負荷削減効果をさらに高めていきます。

※通過式燃料改質装置:車両の燃費を改善する装置。特殊セラミックスの遠赤外線放射・磁力放射励起作用などの複合作用によって、燃料成分の分子に水素化分解反応が起こり、溜出温度の低下、燃料の軽質化により燃費・加速性の向上、排出ガスCO、HC、黒煙(ディーゼル車)などが減少する。

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ロジネット協力会運送会社の取り組み

ドライバーコンテストの様子

(株)ロジスティクス・ネットワークでは、ロジネット協力会運送会社のグリーン経営認証取得を推奨しています。2012年9月末現在、47社(ISO14001取得2社含む)がグリーン経営認証を取得しています。

また、物流品質向上を目的としたドライバーコンテストやエコドライブ講習会を全国6カ所で毎年実施しています。ドライバーコンテストでは、運転常識や法令などの学科、日常点検技術について競技を行いました。これにより、ドライバー全体の法令遵守、技術の向上や交通事故防止を図るとともに、従業員一人ひとりの仕事への誇りや社会的責務の自覚へつなげていきます。2013年度は全国大会を実施し、さらなる物流品質向上を目指します。

※ロジネット協力会

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グリーン経営認証の取得

NKトランスは、輸送事業者として社会と共存するため、環境保全を企業の社会的責任と捉え、事業活動における環境負荷の削減を図っています。
公害防止条例などの環境法令・規制への対応に加え、アイドリング・ストップ運動やエコドライブを推進しています。計画的に低公害車の導入を進めるほか、法令を遵守した適切な廃棄物処理を行っています。

こうした活動を受け、2012年1月、沼津物流センターにてグリーン経営認証を取得しました。
今後も、計画(Plan)、推進(Do)、比較評価(Check)、改善策の検討と行動計画の見直し(Act)というPDCAサイクルをまわして、継続的な質の向上および認証事業所の拡大を目指していきます。

また、キョクレイ本社・大黒・山下・厚木・中井の各物流センターでも、これまでにグリーン経営認証を取得しています。

※「グリーン経営認証」:交通エコロジー・モビリティ財団が認証機関となり、グリーン経営推進マニュアルに基づいて一定のレベル以上の取り組みを行っている事業者に対して、審査の上、認証・登録を行うもの。

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