ニチレイ CSRレポート2012 東日本大震災におけるニチレイグループの対応報告と今後

CSRレポート2012
トップメッセージ
特集1 食に携わる企業の使命とは?
特集2 ニチレイグループの海外事業
食の安全・安心
従業員のために
環境のために
社会のために
コミュニケーション
マネジメント

東日本大震災後のニチレイグループの対応報告と今後

今回の東日本大震災から食に関わるニチレイグループの重要な使命が、「事業を継続させ食のネットワークを途切れさせないこと」であることが再認識されました。大きな災害が発生したときもこのネットワークが持続または早期復旧できる体制を整えることでニチレイグループは社会にとってこれまで以上に必要な企業グループとなることができると考えています。この考えに基づき、危機管理体制の強化や事業体制の再構築に取り組んでいます。

情報の収集と共有

このたびの震災で一番課題となったのは情報の収集と共有でした。
通信設備の見直し、情報収集の仕組みの整備や安否確認システムの構築など、今回得た教訓を今後の備えに活かしていきます。

従業員の安否などの情報

ニチレイグループ全体で、2012年度上期中に安否確認システムを導入する予定です。
震度5強以上の地震などの災害等が発生した場合に、安否確認メールや現地情報を入力する旨のメールが従業員に一斉送信され、それらの情報が専用ホームページで閲覧および集計できるなど、情報共有を迅速に行えるシステムです。

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事業継続のためのお客様とのやり取りのための情報

情報システム系のリスクマネジメント対策として、2011年度にデータセンターの2拠点化、設備の2重化を実施しました。
東日本にある既存データセンターに加え、西日本の2か所にデータセンターを増設しました。
一方のデータセンターに障害があり機能不全となった場合、自動的にもう一方のサーバーに切り替わり継続利用ができます。
加えて、経理部門を東京と大阪の2拠点に配置することで、経理情報のバックアップ、事業継続のためのリスク管理体制を構築しました。

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備蓄・早期復旧体制

災害等が発生した場合の初期を乗り切るための準備と、早期復旧のための体制を整えました。今回の震災で、代替拠点やルートの確保により、被災地への食料供給を早期に復旧し、食の流通に対する一定の使命が果たせました。2012年度はさらに2012年度はさらに課題を洗い出し、それらの強化をはかっていきます。

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従業員等への備蓄

3日間生き延びるために最低限必要な災害用備蓄品として、「非常用食料、水、ブランケット」の3点セットをグループ内全事業所へ配備しました。
また、建物倒壊や津波等により、各事業所の災害用備蓄品が機能しないケースに備え、全国を10エリアに区分けして「エリア供給用備蓄拠点」として災害用備蓄品を配備しました。

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備蓄品・備蓄量の見直し

ロジグループでは、非常用備品の見直しをし、工具・発電機・食料品・医薬品・トイレ・その他備品等の品目と数量を改訂し、「防災マニュアル」に備品・安否確認編に掲載しました。2012年度は各センターへの浸透を図っていきます。

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早期復旧のための技術社員の全国応援体制の構築

(株)ニチレイ・ロジスティクスエンジニアリングでは、東日本大震災の発生時、全国の事業所から数名の技術社員を選抜し被災事業所へ派遣することで、早期復旧に一定の効果を得ることができました。2011年度は支援組織・装備・支援マニュアル(具体的な行動)を整備・周知しました。これにより震災時の現地技術社員との連携強化が期待されます。

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地震対策マニュアルの改訂

ニチレイグループでは従来、首都圏直下型地震を想定した対応マニュアルを策定し、従業員に配布しています。このたびの震災を教訓に、対応マニュアルの見直しを図り、全事業所への周知徹底を図りました。

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教育・啓発

地震等の災害発生時は、「わかってはいるが動けない」ことがあります。経験の無い人も対応できるように、日ごろの訓練と啓発を行っています。

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緊急地震速報の整備

食品工場では、緊急地震速報を整備し、強い地震を事前に察知した上で、安全に避難するまでの「災害発生時行動マニュアル」を見直しました。

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津波を想定した避難訓練の実施

海岸に近い食品工場を対象に、火災に加えて新たに津波を想定した避難訓練を実施し、津波発生時の避難場所を明確にしました。仙台地区の物流センターでは日ごろの避難訓練が功を奏し、津波発生時に従業員ばかりでなく近隣の会社の 方も無事避難できました。また、道路走行中のドライバーの救助もできました。これからも継続して防災訓練を実施していきます。

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