ニチレイ CSRレポート2011 トップメッセージ|従業員が主役となって社会の信頼を勝ち取ります

トップメッセージ

従業員が主役となって社会の信頼を勝ち取ります

この度の東日本大震災により被災された皆様に、心からお見舞い申し上げますとともに、被災地の一日も早い復旧・復興をお祈り申し上げます。

ニチレイグループは食生活におけるインフラを担う企業として、被災地域への支援、また被災した自社関連施設の復旧に、全力で取り組んでまいります。

私たちのお約束 − 6つの責任 −

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いま、経営環境は驚異的なスピードで変化し、ますます厳しさを増しています。企業は、社会に信頼され、本当に必要とされる存在でなければ生き残ることは難しいでしょう。
企業の社会的責任(CSR)を果たすための基本的考え方として、ニチレイグループでは6つの責任を定義し、CSR活動を推進しています。
「新たな顧客価値の創造」「働きがいの向上」「コンプライアンスの徹底」「コーポレートガバナンスの確立」「環境への配慮」「ニチレイらしい社会貢献の推進」、この6つの責任は、時代を超えて私たちが守り続けなければならないものであり、皆さまへのお約束だと考えています。私たちの経営のあり方は、お客様、市場、従業員、社会との真摯な対話を通じて、その理解を深め、社会の要請に迅速に対応しながら、着実に6つの責任を果たしていくものです。
そして、その主役は、第一線でお客様と接している従業員にほかなりません。一人ひとりの従業員が働きがいを感じ、強い使命感を持って仕事に取り組んでこそ、CSRの確かな実践、さらなる進化につながるものと考えています。この信念のもと、今後も着実にCSR活動を推進していきます。

ニチレイグループ6つの責任

ニチレイグループ6つの責任

中期経営計画"energy 2012"(2010年度〜2012年度)

ニチレイグループ6つの責任

 

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食の安全・安心

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皆さまの健康に関わる大切な食品をお届けする企業として、安全・安心の確保は最優先すべき取り組みの一つです。

ニチレイグループでは、品質保証基本方針および品質管理規程に沿って、各事業会社の事業内容に応じた品質保証活動を行っています。各社の活動は、グループや各事業会社の品質保証委員会が品質マネジメントの視点から商品・サービスを審査し、お客様の声を共有化して、品質保証体制の継続的な改善に努めています。
商品の品質管理については、原料調達、製造、物流など、サプライチェーン全体にわたって、厳重なチェック体制と、原材料に遡って追跡管理できる、トレースバックシステムを構築しています。
今後も品質管理体制のさらなる強化を図るとともに、グループ内はもちろん、サプライヤーなど、ビジネスパートナーとの情報共有、お客様への迅速かつ正確な情報公開に努めていきます。

 

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食の安定供給

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食の安全・安心とともに、生命の源である食料資源の安定供給も、当然の責任と考えています。
安全・安心という価値をお届けするのはもちろんですが、人口の増加、新興国の経済的な発展などにより需要が急激に膨らむ一方、天候不順・干ばつなどによる供給力の低下などから食料の需給バランスが崩れつつあるともいわれており、食に携わる企業にとって食料を適正価格で安定的に供給することが、これまで以上に期待されているのではないでしょうか。

需給バランスを安定させるには、3つのポイントがあります。

1.自然の再生能力を維持・向上させる。
2.自然の再生能力の範囲で、できるだけたくさん生産する。
3.生産された食材を無駄にしない。

これらの3つのポイントについて世界が取り組んでいく必要があり、食に携わる企業は、さらに、安全・安心、適正な価格という要素も加えて、バランスよく貢献していかなければなりません。私たちニチレイグループも、強みである、生産管理・加工・冷蔵保管・輸送の技術ノウハウを活かし、地域との対話・連携を図りながらできることから少しずつ取り組んでいます。また、このような活動を協働して取り組むことが、お取引先様との一層の信頼関係構築につながり、安定的な調達につながるのではないかと思っています。この考えにもとづき、タイにGFPTニチレイ(タイランド)株式会社を設立し、2010年10月より操業を開始しました。
安全・安心・安定の取り組みに終わりはありません。食に携わる企業の責務として、あらゆるリスクから「食」を守り抜いていく決意です。

 

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「働きがいの向上」

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価値ある商品・サービスの提供を通じて、お客様に本当に満足していただくことが私たちの使命であり、新たな顧客価値の創造とそれを実現する従業員の働きがいの向上は、いわば経営の両輪と考えています。
新しい顧客価値を創造するためには、従業員がいきいきと働ける職場環境がなければなりません。もし従業員が、自分の会社や職場に不満を持っているようならば、お客様やステークホルダーの方々を満足させることはできません。
一人ひとりの従業員が働きがいを感じ、強い使命感を持って仕事に取り組んでこそ、CSRの確かな実践、さらなる進化につながると考えています。
当社グループでは、従業員満足度調査を定期的に実施し、調査結果は従業員にフィードバックするとともに、内容を分析したうえで、施策、例えば人事制度の改定や教育・研修の改善に反映させています。
また年に2回、グループ人財委員会を開催し、各社の課題や改善策を共有しています。2010年度は前回調査の結果を踏まえ、職場内コミュニケーションの活性化やダイバーシティの推進など、グループ全体で積極的な取り組みを進めてきました。

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企業グループの存続に環境配慮は不可欠

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私たち食に携わる企業にとって、自然の恵みは活動の源です。この恵みを安定的に受け続けることができなければ、グループの存続・成長はないと思っています。地球が健康であり続けなければ、自然の恵みも生み出されず、私個人も企業グループも健康ではいられないでしょう。したがって、環境・資源保護を、経営の重要課題とし、大きく3つのテーマを決めて取り組んでいます。
一つ目のテーマは、地球温暖化防止です。食の源は生きものですので、気候変動の影響を大きく受けます。この影響をできる限り抑えることが、食の安定供給につながると考え、食品工場や冷蔵倉庫で使用するエネルギーの削減はもちろんのこと、容器包装の削減や、共同配送などの物流効率化提案を通じた、社会全体のCO2削減に取り組んでいます。
二つ目は、持続可能な資源循環の推進です。特に、食の安定供給という点を考えれば“自然の恵みを余すことなく活かしきる”ということが大切だと思っています。原材料である食材は、可能な限り食品としてお客様のお手元にお届けし、利用できなかった食材も、家畜のえさや肥料として活用し、また原料として還ってくるという循環システムの構築に取り組んでいます。
三つ目は、自然との共生です。あらゆる企業活動は自然に何らかの影響を与え、地球で暮らす生き物にも影響を与えています。特に農畜産物の生産や、水産物の漁獲・養殖といった原料の調達に関わる活動は、自然とのつながりが強く、良い面でも悪い面でも大きな影響を与えます。お取引先の皆さまと協力しながら良い影響を最大化し、悪い影響は最小化していくことに取り組んでいます。
なお、2010年度はグループ生物多様性方針や、2009年度実績比10%削減を目標とした、2020年度に向けたCO2総量削減目標も策定しました。この重要性をさらに認識して、事業と直接関わらない分野も含め、取り組みを強化していきたいと思います。

 

今後も、ステークホルダーの皆さまから広く好感と信頼を寄せられる企業でありつづけるために、ニチレイグループ「6つの責任」という共通の価値観をもとに、社員一人ひとりがお互いに尊重し、働きがいのある職場づくりに自ら参画するとともに、高い倫理性を持った企業市民として、事業特性を活かした地球環境保護や社会貢献に取り組んでまいります。皆さまの変わらぬご支援をお願い申し上げます。