ニチレイ CSRレポート2011 マネジメント|第三者意見

マネジメント

食の安全・安心を中心に置いた活動

ニチレイグループのCSR活動は、経営トップメッセージでも強調されているように、「食の安全・安心」と「食の安定供給」にあり、報告書全体もこのテーマを中心に構成されています。特に、品質保証を担う「食品安全センター」については、詳細な説明がなされており、説得力があります。グループの方針とそれを支える活動をバランスよく、明確に開示している点は、本報告書の重要な特徴であり、ニチレイグループの活動の真剣さを示すものとして高く評価できます。

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サプライチェーンを通じた取り組み

特集記事では、鶏肉サプライチェーンについて詳しく開示しています。サプライチェーン単位での活動は、CSRの領域でも世界的に強く求められているもので、このような活動と情報開示はその意味でも時宜を得たものといえましょう。今後は、このようなサプライチェーンでの取り組みについて、他の商品についても情報開示を充実されることを期待します。その場合、サプライチェーン管理で共通のCSR面での目標なども検討していただければ、食品産業の一つのモデルケースになると思われます。

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積極的な環境への取り組み

ニチレイグループは環境保全にも積極的に取り組んでいます。持続可能な資源循環や自然との共生という本業と関連した課題への取り組みに加え、事業プロセスでのCO2削減について、製造(食品工場)、物流、商品のそれぞれの側面で、CO2削減に取り組んでいることは、ニチレイグループの業種の特徴を反映した総合的な取り組みとして評価することができます。環境と密接にかかわる業種だけに、今後もさらに取り組みを進化させることが重要でしょう。

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CSRのKPIの検討を

ニチレイグループはこのように積極的にCSR活動を促進していますが、環境以外の側面では、目標や結果が十分に定量化されていない面もあります。CSRの領域では、環境や社会に関する主要業績指標( Key Performance Indicator)への関心が国際的に高まってきています。CSR活動を定量的に表現することは簡単なことではありませんが、CSRレポートとして年次で報告する以上、毎年の進捗状況を指標としてとらえることは重要ですので、検討されるべき時期にあると考えます。今後の発展を、心から期待しております。