ニチレイ CSRレポート2011 食の安心安全|ニチレイフーズの品質保証

食の安全・安心

ニチレイフーズの品質保証

調達段階での原材料管理(サプライチェーンマネジメント)

ニチレイフーズ素材調達部原料グループの統括のもと、製品の生産工場が「原料メーカー工場診断シート」に沿って原材料供給業者の工場を診断します。この診断に合格した原材料供給業者とのみ取引を行います。

取引開始後も工場診断評価点に応じた指導を行い、改善を継続的に進めています。また、素材調達部と品質保証部が共同で重点業者を選定し、工場診断を実施することで、より高い精度で原材料管理を行います。

原材料は3次原材料まで遡って調査し、配合割合、衛生規格・製造工程などを管理します。原材料供給業者はそれらの内容を記載したニチレイフーズ指定の「原材料規格証明書」を発行し、生産工場、素材調達部で複数のチェックをした後、データベースに保存されます。現在、約6,000件が保管され、商品仕様書の作成やお客様からのお問い合わせ対応などに活用されています。新規原材料の購入に当たっては、工場診断とこの証明書を確認し、サンプルをチェックしたうえで選定しています。

また、主要原材料供給業者とは、『原材料の品質向上、安定供給』を目的に取り組むSP(Supplier Partner)会を発足しています。原材料品質に関するニチレイフーズの要求事項を明確に示し、確実な実践につなげています。

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生産段階での品質管理の徹底

食品衛生・安全の各種関係法規およびニチレイフーズの専門ノウハウを反映した品質管理規程に基づき、生産時の品質を管理しています。さらにISO9001とHACCP※1をベースにした管理手法を取り入れ、生産品目ごとの製造仕様書と工程管理基準書を作成し、全工程の詳細な手順・条件を定めた標準作業を用いて生産を行っています。また、主にトレーサビリティ用に自社開発したPAS(Product Assistance System)を直営工場に展開しました。トレースの仕組みが電子化され検索のスピードアップが図れるとともに、製造現場での投入ミス等も防げるようになり、作業管理の精度が向上しました。
これらの仕組みは、毎月生産工場で行われる品質保証委員会で適合性を検討されます。さらに品質保証部、管理部による内部監査、およびAIB※(2 米国製パン研究所)など外部の食品安全監査と、ISO認証機関の監査を受けています。

  • ※1 HACCP(Hazard Analysis and Critical Control Point):食品製造の際、工程上の危害を起こす要因(ハザード:Hazard)を分析し、それを最も効率よく管理できる部分(CCP:必須管理点)を連続的に管理して安全を確保する食品衛生管理手法。
  • ※2 AIB(米国製パン研究所):独自の食品安全統合基準にもとづき、食品工場の安全衛生レベルを監査・指導する国際機関で、監査の80%を生産現場の管理状態の確認に置く点が特徴。2001年度時点で世界78カ国、米国において年間11,000食品工場(製パン工場は10%)の監査を実施している。

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お客様への情報提供

ニチレイフーズでは、2003年8月より商品情報の総合管理システムを運用しています。品質保証の専門的なお問い合わせに対応するため、品質保証部内にお客様へ開示する情報を取りまとめる品質情報センターを設置。データベース化された情報をもとに、お客様への情報提供を行っています。また、データベース登録された原材料情報・商品情報は、お客様への「商品ご案内書」としても使用されています。

ニチレイフーズの品質管理体制