ニチレイ CSRレポート2010 環境のために|食品工場におけるCO2削減

環境のために

食品工場におけるCO2削減

出来るだけ使わない(省エネ)

<LED照明>

食品工場や物流センターでは、安全・安心な商品の生産や保管・流通を行うために、加熱や冷凍、保管、流通の過程での徹底した温度管理や設備の充実が欠かせません。こうした必要不可欠なエネルギー消費をできるだけ抑えるため、できる限り高効率な設備の導入に努めています。

なかでも照明設備については、近年LED照明※器具の効率と信頼性が高まってきたことから、テスト・導入を進めています。ニチレイフーズでは長崎工場、船橋工場、(株)中冷で広範囲に導入を行い、設置数は3工場で600本。CO2削減効果は年間22tになります。

※LED照明:発光ダイオードを使用した照明器具。蛍光灯と同程度の発光効率があり、寿命は約3.3倍(LED寿命4万時間、蛍光灯1.2万時間)と長い。また、水銀不使用のため廃棄時も環境に優しい。

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<改修時の省エネ設備導入>

(株)ニチレイ・アイスでは、2009年末から2010年にかけて東京アイスプラントを全面改修しました。製氷工程の改修では、従来の製氷方法とは異なる省電力設備を導入したほか、製氷工程で発生する製品化されなかった氷を冷凍機の冷却に使用できるようにしました。これらの取り組みにより、電力と水の使用量が10%削減される見込みです。

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再利用する

廃熱回収設備

廃熱回収設備

ニチレイフーズは、食品工場で発生する廃熱や廃食用油の再利用に取り組んでいます。各工場で実績の上がった対策は他の工場へも横展開しています。ボイラーの廃熱回収(エコノマイザー)は、船橋工場に続いて山形工場にも導入。廃食用油のボイラー燃料化については、中冷に続き、船橋工場で実績を上げています。

2009年度は、関西工場において、揚げ工程で発生する廃熱をヒートポンプを併用したシステムで回収し、高温水として設備洗浄に利用することで、ガスの使用量削減に取り組みました。これにより年間56tのCO2削減を達成しています。

(株)ニチレイフーズ 関西工場 技術グループグループリーダー 内山 淳

(株)ニチレイフーズ
関西工場 技術グループグループリーダー 内山 淳
関西工場は環境目標であるCO2削減を目指して、2009年度は工場から排出される熱に着目し、熱回収・再利用する設備の導入を実施しました。
これからも省エネ設備や自然エネルギー設備に着目し、効果検証を重ねることで、さらなる省エネ活動の推進に努めていきたいと思います。

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自然の力を活かす

<太陽光照明の導入>

ニチレイフーズ船橋工場では、生ごみの肥料化を行う「エコステーション」の照明に、太陽光照明を導入しました。これは屋根の上に設置したドームで太陽光を効率よく直接引き込み、照明源として利用する設備です。反射率の高い特殊なアルミチューブ内に乱反射させることで、太陽の光を暗い所まで導くことができます。この施設の導入により、CO2削減効果は年間1tになります。

屋根の上のドーム

屋根の上のドーム

室内

室内

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<緑化の取り組み>

緑化の取り組み

CO2削減の取り組みとして、排出量を減らすとともに、その吸収源を育てていく活動にも取り組んでいます。

ニチレイフーズ関西工場は、6,000世帯の住宅や学校に隣接し、大阪市民の水源である淀川水系につながる立地から、地域貢献も兼ねた工場緑化に力を入れています。緑地には高木を植栽して、定期的に剪定を行うほか、遊歩道周辺には、樹木との調和を考慮し、ツツジなどの花を栽培しています。

こうした取り組みに対して、2009年10月に「日本緑化センター会長賞」を受賞。この賞は、経済産業省などの支援を受け(財)日本緑化センターが主催し、緑化優良工場を表彰するものです。10月の工場緑化推進全国大会にて表彰式が行われました。

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食品工場のCO2排出量

食品工場のCO2排出量