本社・オフィスでの取り組み

技術開発センターで電力使用量をリアルタイム監視

技術開発センターでは、電力使用量をリアルタイムに監視する「デマンドコントローラー」を2011年6月より導入しています。これにより、電力需要期において使用量の上限値を抑える管理が可能となりました。また、夏期には、原材料や試作品などを保管する冷凍庫・冷蔵庫や保存試験を行う貯蔵試験庫の運転の見直しや、空調利用を抑える目的で設置しています。
通年の取り組みとして、食品の加熱機器で使用している蒸気を作るボイラーの運転管理を徹底しています。

よしず

よしず

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福島県裏磐梯の自然環境調査・環境および生物多様性の保全活動を支援

ニチレイは福島県裏磐梯の桧原湖周辺に土地を所有しており、周辺の自然環境の調査と、それにもとづく環境や生物多様性の保全活動の支援を行っています。裏磐梯の所有地周辺は1888年の磐梯山の噴火によって植生が消失しましたが、125年ほど経過したことにより、アカマツ林、シロヤナギ、ヨシの湿地、湖沼の水生植物群落など、遷移途中の植生を見ることができます。一方、裏磐梯高原には、この地に緑を蘇らせようとした人々によって植林されたアカマツの林が広がっていますが、当社社有地には植林地がなく、ほとんど手つかずの自然の遷移の様子を観察できる、学術的に貴重な土地となっています。

ニチレイでは2011年度より、福島大学大学院共生システム理工学研究科実践教育推進センターの自然共生・再生プロジェクト部が実施する裏磐梯の自然に関する調査への支援を行ってきました。2013年度からは福島大学大学院共生システム理工学研究科のプロジェクト「遷移途中にある自然環境を自然遺産として良好に保全するための研究モデルの策定-磐梯朝日国立公園の人間と自然環境系(生物多様性の保全)に関する研究-」を支援しています。当社社有地に限らず、裏磐梯地域のさまざまな場所での湖沼群の植物や昆虫の調査、そして猪苗代地域では猪苗代湖の湖底堆積物の分析など、幅広い研究を実施した結果、複数の絶滅危惧種が確認されたり、猪苗代湖の形成史の一部が分かったり、さらには、既知のものとは大きく異なる特徴をもつ新種の可能性が高いカゲロウの一種も発見されるなど、これらの地域の自然の希少性が科学的に明らかになってきています。

また、猪苗代湖や裏磐梯湖沼流域における、水環境保全を推進する「きらめく水のふるさと磐梯」湖美来(みずみらい)基金(猪苗代湖・裏磐梯湖沼水環境保全対策推進協議会)にも寄付を行っています。同基金は活動内容を情報発信し、広く理解と支援の輪を広げることにより、猪苗代湖と裏磐梯湖沼群を美しいまま未来の世代に引き継いでいくことを目的としています。

裏磐梯地域の湖沼における水質調査

裏磐梯地域の湖沼における水質調査

新種の可能性の高いヒメシロカゲロウ属

新種の可能性の高いヒメシロカゲロウ属