ニチレイフーズ 冷凍野菜パッケージリニューアル 「おいしい野菜は土作りから」〜日冷蔬菜会の取組みを紹介
プレスリリース 2008年
平成20年8月15日 | |||
報道関係者各位 | |||
株式会社ニチレイフーズ
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ニチレイグループの株式会社ニチレイフーズ(代表取締役社長・相馬 義比古)は2008年8月中旬より、冷凍野菜「粒揃いのさといも」と「彩る7種の和風野菜」のパッケージをリニューアルします。パッケージ裏面では、昨年5月に発足した中国企業6社、台湾企業3社から成る日冷(にちれい)蔬菜会(そさいかい)を紹介、今回の2品では日冷蔬菜会の一社である煙台北海食品で行なわれている「土作り」について紹介しております。 冷凍野菜の安全性向上を目指し、日本の行政の検出基準より厳しいニチレイフーズの統一管理基準の下、以下の取組みを行なってまいりました。 |
【農場の選定】 | |
畑の単位当たり面積の指定、周囲環境の調査、土壌・水質状態の検査、ドリフト対策など、様々な項目で独自基準を設け、農場を選定するところから始めています。 | |
【栽培・農薬管理】 | |
作物毎に作付け計画を作成し、専門教育を受けたフィールドマン(日冷蔬菜会各社に属する農業指導員)が各畑を巡回し作物の生育状況や病虫害の状況を記録に残します。 フィールドマンは農薬の入出庫管理をはじめ、各畑における農薬使用量のチェックや農薬の使用方法の指導、散布立会いも実施し、全て肥培管理表に記録として残しておきます。 |
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【残留農薬検査】 | |
生育状況と生産能力に応じた収穫計画を立案し、収穫前の原料サンプリングによる残留農薬検査を行い、合格した原料を工場に搬入します。 このように厳重に管理された農作物は、日本国内と同レベルの製造ラインで生産され、工場の検査施設で残留農薬検査を行います。更に日本国内入荷後の抜き取り検査を(株)ニチレイ・食品安全センターで行ないます。これらの検査は、ポジティブリスト制度に対応し厳重に管理したものが、ニチレイフーズの統一管理基準通りに栽培・収穫・生産されているかを確認するために行なわれています。 昨年5月に発足した日冷蔬菜会とは、当社と長年取組んできた企業の中から中国企業6社(煙台北海食品、海通食品集団、国峰食品、台太興業常熟食品、禎祥蘇州食品、東海冷凍食品)、台湾企業3社(禎祥食品、富鴻食品、芳隆農産)からなる組織で、ニチレイフーズが指導し互いのノウハウを共有することで品質管理レベルを向上させてきました。 今回のパッケージリニューアルでは「粒揃いのさといも」と「彩る7種の和風野菜」を生産している煙台北海食品の「土作り」についてご紹介いたします。土壌を改良することで、土質が柔らかく、土粒が小さく耕作しやすい畑となります。播種した後の発芽が揃い、潅水や雨が降った後でも水が溜まることがないため、植物の成長にとって理想的な環境となります。また化学肥料を極力減らすことで、野菜本来の持つ美味しさ、栄養価を最大限に引き出すことができます。 商品を手にした生活者の皆様に少しでもご安心いただけるよう、パッケージに記したQRコードからアクセス可能な携帯サイトでも、この取組みをご紹介しております。ニチレイフーズでは「安全・安心への3つのお約束」の中で「商品情報の公開を積極的に進めます。」を掲げています。今後も各種媒体を通じて、積極的な情報公開に努めてまいります。 ※QRコードは(株)デンソーウェーブの登録商標です。 |
【表面】 | 【裏面例】 | |
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