フラワー事業部新拠点(長野県諏訪郡)稼動開始

プレスリリース 2003年

平成15年4月18日
報道各位
株式会社ニチレイ 財務・IR広報部
ニチレイ フラワー事業部新拠点(長野県諏訪郡)稼動開始
(株)ニチレイ フラワーカンパニー・フラワー事業部は、冷涼性の洋蘭であるオドントグロッサム(和名 彗星蘭)の育種・組織培養苗生産・鉢花出荷を中心に事業を展開しています。
従来、2ヶ所に分散していた事業所を、長野県諏訪郡富士見町に集約し、この4月から稼動を開始いたしましたのでお知らせいたします。
1.新拠点概要
1) 所在地:長野県諏訪郡富士見町乙事2746
2) 敷地面積:18,795 (約5,700坪)
3) 施設面積: 温室 5087.10 ×1棟
5592.21 ×1棟
    温室合計 10679.31 (約3,200坪)
培養棟・事務棟 996.84 (約300坪)
4) アクセス: 中央自動車道
JR中央本線
小淵沢ICより約9km(15分)
小淵沢駅より約9km(15分)
富士見駅より約5km(10分)
5) 出荷規模:2003年度 約36万株(予定)
6) 従業員数:22名(派遣・パート含む)
2.稼動開始
平成15年4月
3.ニチレイ フラワー事業の概略
当社はフラワー事業を独立のカンパニー(フラワーカンパニー)として位置付け、冷涼性洋蘭オドントグロッサムという高い付加価値を持つ洋蘭の普及に努めています。重要な技術分野であるバイオテクノロジーへの取組の中で現在の業態に発展し、今に至っております。市場への普及の鍵となる開花調整技術につきましても、研究を進めており実現する日も近いと思われます。
1)事業内容
・冷涼性洋蘭オドントグロッサムの育種、組織培養苗生産
・冷涼性洋蘭オドントグロッサムの幼苗及び鉢花生産と販売
・冷涼性洋蘭オドントグロッサム栽培技術開発
・提携産地ネットワークによるフラワーギフト販売
2)経緯
バイオテクノロジーへの取組の一環として、細胞融合研究で有名なドイツのメルヒャ-ス博士(独)を招聘。(1984)
  成長細胞の培養技術を活かし洋蘭事業を開始。洋蘭育種で定評有るルクーフル社(仏)と提携し、洋蘭事業を開始。(1985)
  南米の高山地帯を原産地とする冷涼性洋蘭オドントグロッサムの取組を開始。(1992)
  宇都宮に温室を設置(1993)
  世界らん展日本大賞においてブルーリボン賞受賞(1995)
※2003年までの通算受賞回数
ブルーリボン賞受賞(部門賞第1席) 6回
レッドリボン賞受賞(部門賞第2席) 8回
ホワイトリボン賞受賞(部門賞第3席)7回
4.この件に関する問合せ
  株式会社ニチレイ IR広報担当
tel:03-3248-2235
以上