ニチレイ CSRレポート2010 ニチレイフレッシュの品質保証

食の安全・安心

ニチレイフレッシュの品質保証

品質保証体制

ニチレイフレッシュでは、仕入先管理と商品管理を柱に、品質保証体制を構築しています。そのベースとなるのが、リスクマネジメントの視点から商品リスク、ビジネスリスクの大小を合理的・客観的に評価する「リスク評価」です。

新規工場と取引を開始する場合は、リスク評価に基づき、事前監査を実施。既存の工場にはリスク評価に基づいて定期監査を実施し、必要に応じて指導も行います。さらに、こだわり素材を取り扱う工場や仕入先については、生産工程全般にわたるシステム監査を実施しています。

また、お客様への正確な情報提供のため、商品情報一元管理のもと、一括表示や商品仕様書の作成を行っています。さらにリスク評価に基づき、定期的に微生物・抗生物質などのモニタリング検査を実施しています。

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こだわり素材の品質管理

ニチレイフレッシュでは「鮮度」「おいしさ」「安全」「安心」「健康」「環境にやさしい」をキーワードに、自然の力を最大限活用して育った、生活者にも環境にもやさしい価値ある商品=「こだわり素材」をお届けすることで、生活者の皆さまに心の満足を提供しています。なかでも安全・安心への配慮を、こだわり素材の最重要課題と位置づけて、さまざまな取り組みを行っています。

「ニチレイフレッシュの品質保証体制」

「ニチレイフレッシュの品質保証体制」

こだわり素材の品質をより確かなものとするため、水産品では漁場・漁獲方法や養殖方法、畜産品では品種や繁殖・肥育の方法、飼料の内容、栄養成分や肉質、加工・処理方法など、素材ごとに必要項目の定義を定めています。

さらにその定義に沿って、各工程の管理基準を明確にし、チェック項目、チェック方法、チェック頻度を規定。例えば、稚えび導入の基準や、養殖・飼育期間中の投薬プログラム、えびや家畜へのストレスを配慮した面積当たりの養殖尾数や飼育羽数の設定、飼料生産の各工程で管理基準、漁獲から処理までの時間や温度管理基準を定めています。

「FAチキン」

「FAチキン」

また、生育期間中に抗生物質などを使用しない鶏肉「FAチキン」や、養殖期間中に抗生物質などを使用しないえび「FAシュリンプ」についても、各工程に管理基準を定め、定期的にシステム監査を実施。「FAチキン」の場合は飼育農場、処理・加工場、飼料工場、「FAシュリンプ」では養殖場、処理・加工場、飼料工場を定期的に訪問し、管理基準に合致していることを確認しています。

こだわり素材を含め、ニチレイフレッシュが取り扱う商品は、年間計画に従ってニチレイ品質保証部食品安全センターで、微生物や農薬、飼料添加物および動物用医薬品の残留物質に関する検査を実施。生産システムが確実に運用されていることを検証しています。

また、より明確な履歴管理が求められるこだわり素材については、養殖、繁殖・肥育段階の一貫管理体制を整え、飼育記録や薬剤管理記録に基づき、給餌や投薬などの履歴がトレースできるようロット管理を行い、不適格品が確実に排除できる仕組みを構築しています。

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輸入品の検査体制

中国の鶏肉加工場・うなぎ加工場、ベトナムのえび加工場では、抗生物質、合成抗菌剤の自主検査体制を構築しています。中国産うなぎおよびベトナム産えびについては、加工場での自主検査に加えて、第三者機関による抗生物質、合成抗菌剤の輸出前検査を実施しています。

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生産工場の品質マネジメントシステム

畜産品の軽加工を行う(株)ニチレイフレッシュプロセスを主体としたPC事業では2009年4月、水産加工品製造子会社(株)まるいち加工では2008年6月にISO9001、さらに同気仙沼工場では2010年3月、ISO22000※の認証を取得しました。

  • ※ISO22000:HACCPの食品衛生管理手法をもとに、消費者に安全な食品を提供することを可能にする食品安全マネジメントシステム〈FSMS〉の国際規格