ニチレイ グループ企業情報 CSRレポート2009 トップメッセージ

CSRレポート2009
トップメッセージ
ニチレイグループのCSR
食の安心・安全
環境のために
社会のために
従業員のために
コミュニケーション
マネジメント

トップメッセージ

「6つの責任」を着実に果たすことでCSRのさらなる進化をめざす

企業活動のなかでCSRを実践

ニチレイは、「ニチレイグループ6つの責任」(1.新たな顧客価値の創造 2.働きがいの向上 3.コンプライアンスの徹底 4.コーポレートガバナンスの確立5.環境への配慮 6.ニチレイらしい社会貢献の推進)に基づき、2008年度もグループ一体となってさまざまな施策を推進してきました。
2007年度からスタートした現中期経営計画においては、改めて「6つの責任」を経営の重要課題と位置づけました。私たちの経営は、時代の変化を見極め、社会の要請に真摯に対応しながら、着実に「6つの責任」を果たしていくものだと考えています。
そして、その主役は、第一線でお客様と接している従業員にほかなりません。一人ひとりの従業員が働きがいを感じ、強い使命感を持って仕事に取り組んでこそ、CSRの確かな実践、さらなる進化につながるからです。
ニチレイは、顧客満足度と従業員満足度がグループ成長への両輪であると考え、働きがいのある職場づくりに力を入れています。毎年「従業員満足度調査」を実施するとともに、定期的にグループ人財委員会を開催し、課題や改善策を共有しています。2008年度は、前回調査の結果を踏まえ、職場内コミュニケーションの活性化やワーク・ライフ・バランスの推進など、グループ全体で積極的な取り組みを進めてきました。
人材育成の責任は、持株会社の人事部門や企画管理部門ではなく、各事業会社の社長が担うものと明確化しました。業種・業態によって仕事に求められる能力・スキルも異なることから、各事業会社が適切な教育機会を提供し、個々の従業員のキャリアビジョン形成や能力開発を支援しています。
また、社員一人ひとりが自信と責任感を持って業務に取り組めるように、コンプライアンスの徹底を図っています。グループ共通の「行動規範」および「行動規範事例集」を作成し、全社員に配布するとともに、毎年見直しを行っています。
さらに、組織としての経営基盤を強化するため、コーポレートガバナンスの確立に努めています。各事業会社に権限を委譲し、事業特性を活かした経営を行うと同時に、グループマネジメント体制を整備しています。2008年度からは、金融商品取引法の施行に基づき、「2009年3月末時点の財務報告の信頼性に係る内部統制システムの状況」を内部統制報告書に記載しています。
法律や規制への対応にとどまらず、企業として当然取り組むべき課題と考え、今後もより信頼性の高い経営システムの構築・定着を追求してまいります。

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食の安全・安心を守り抜くために

2007年度の中国製冷凍餃子への農薬混入事件をはじめ、ここ数年、食の安全・安心を揺さぶる事件が多発し、中国産品、とりわけ冷凍食品への不安・不信が高まっています。そうしたなか2008年度には、ニチレイフーズが輸入・販売した「冷凍いんげん」から高濃度のジクロルボスが検出されるという事故が発生しました。まずは健康被害に遭われたお客様に対して、心よりお見舞いを申し上げるとともに、皆さまに多大なご心配をおかけしましたことをお詫びいたします。現在までの警察当局の捜査、社内調査の結果からは、故意の混入の可能性が高いと見られています。
ニチレイグループでは、原料の栽培から加工、物流までのあらゆるプロセスにおける品質管理体制を構築し、安全性の確保を図ってきました。今回の事故発生に際しても、直ちに履歴を遡って調査を行い、拡散はないと判断することができました。現在までのところ、事故対象の1袋を除き、回収した商品からは一切毒物は検出されていません。
今後もグループ品質管理体制を確実に機能させ、製造過程におけるミスやエラーを防止するとともに、今回の事故を教訓として、故意の異物混入などを想定した監視やチェックのさらなる強化を図っていきます。食に携わる企業の責務として、あらゆるリスクから、食の安全・安心を守り抜いていく決意を新たにしています。

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地球市民、地域社会の一員として

私たちは、自然の恵みを基盤とする食品事業を展開しており、また国内最大規模の食品物流事業会社を有する企業グループです。事業活動における環境負荷をできる限り削減するために、「2010年度環境目標」に基づき、各事業の特性に応じた施策を立て、目標達成に取り組んでいます。太陽光発電システムや省エネ型照明を導入するほか、物流事業分野においては共同配送やモーダルシフトも積極的に推進しています。
一部商品では、カーボンフットプリントの試行も開始しており、従業員による身近なエコ活動として、環境家計簿の活用奨励などにも取り組んでいます。
また、「食育」「健康と運動」などのテーマで、事業活動に根ざした「ニチレイらしい社会貢献活動」も盛んに行われています。
活動内容は、子どもたちへの教育や各種イベントを通じてさまざまな機会を提供するとともに、「ニチレイPGMレディス」大会の開催など各種スポーツ支援も行っています。また、ニチレイロジグループが地域の小中学校の校外学習を受け入れているほか、ニチレイフレッシュでは「生命(いのち)の森プロジェクト」として2006年より、海外植林活動を推進しています。さらにグループ全体としては、社会福祉や環境、文化活動を支援する「ニチレイふれあい基金」を運営しています。

企業経営におけるCSRの遂行には、地道な継続が重要だと考えています。ニチレイは目標と情報を共有しながら、ひとつひとつの課題に真摯に取り組み、改善と挑戦を重ねていくことによって成長を続け、広く信頼と好感を寄せられる企業を目指します。今後とも変わらぬご支援をお願い申し上げます。