ニチレイ CSRレポート2012 環境のために|物流におけるCO2削減

環境のために

物流におけるCO2削減

物流におけるCO2削減

ニチレイグループは各事業会社で物流におけるCO2排出削減に取り組んでいます。

ニチレイフーズは、重点課題のひとつに商品輸配送時のCO2排出削減を掲げています。2011年度は、東日本大震災による鉄道網の寸断、港湾施設被災による海上輸送の混乱、東北配送拠点の消失に伴うトラック緊急輸送対応等により、第一四半期のモーダルシフト率が前年を大きく下回りました。第二四半期以降、徐々に輸配送網は復旧しましたが、震災後の冷凍食品需要の増加とモーダルシフト率低下により輸送トンキロ・CO2排出量ともに増加し、原単位も悪化しました。

2012年度には、輸配送体系の一部変更を予定しており、これにより2010年度以上にCO2排出削減が推進できる見込みとなっています。

ニチレイロジグループは、食品物流の効率化を最も重要な責務と捉え、TC(トランスファーセンター)機能や共同集荷・共同配送など、最適な配送ロジックの提案を通じて、お客様の物流コスト削減とともにCO2排出削減に取り組んでいます。

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継続的な物流効率化によるCO2削減 お客様との取り組み

(株)ロジスティクス・ネットワークは、(株)関西スーパーマーケット様の専用センターとして、尼崎物流センターで日配品・青果物・精肉等低温商品の物流業務を担っています。1995年のスタートから17年が経過し、配送店舗は27店舗から60店舗に拡大しました。この間、様々な物流効率化に取り組んできました。特に、環境面では店舗数拡大=配送トラック台数の増加によるCO2排出増加を抑えるために、天然ガススタンドが少なかった約10年前からお客様、運送会社様とともに天然ガストラックの導入を進めました。天然ガストラックは、従来のディーゼル車に比べてCO2排出量が約20%程度少なく、窒素酸化物の排出も低減できる低公害車です。現在は全配送車両の17%を占めています。この他に、アイドリングストップの励行、デジタルタコグラフに基づく運行管理などエコドライブの推進も行いました。更に、発注から配送までの一括管理や専用コンテナの導入による配送便数の削減並びに積載効率の向上等、継続的な物流効率化によるCO2排出量削減に取り組みました。その結果、全体で、10年間の累積としてCO2排出量を16%削減することができました。
これらの活動が認められ、第10回物流パートナーシップ会議にて尼崎物流センターが関西スーパーマーケット様と共同で経済産業省商務流通審議官賞を受賞しました。㈱ロジスティクス・ネットワークは、これからも物流効率化を通じて環境負荷低減と物流品質向上に貢献していきます。

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VOICE

㈱ロジスティクス・ネットワーク 早島物流センターマネジャー 小沼 克良(2012年4月に尼崎物流センターより転勤)

物流における環境負荷削減に車輌効率化、運行数を削減することは運行コスト含め大きな効果があるので、日々運行数の削減目標のもと、車輌積載率向上や天然ガス車の積極的運用の配車管理に一丸となって取り組んできた成果の現れと感じております。今後においても環境を重視した物流効率化を目指し日々の業務に取り組んでまいります。

授賞式

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通過式燃料改質装置の装着によるコスト削減および環境への配慮

(株)NKトランスでは、燃料コストの削減と有害排出ガスの低減を目的に、トルクアップなどエンジンの熱効率向上の効果がある通過式燃料改質装置※をトラックに装着しました。その結果、燃費が15%向上し、使用燃料量を抑えてCO2排出量を削減するとともに、CO、THC、黒鉛等の有害排出ガスを低減しました。また、加速性の向上や燃焼騒音の低下等の効果もあり、運転疲労の軽減にも貢献しています。

通過式燃料改質装置の導入に加えて、ドライバーのエコ運転を実践していくことで、環境負荷削減効果をさらに高めていきます。

※通過式燃料改質装置:
車両の燃費を改善する装置。特殊セラミックスの遠赤外線放射・磁力放射励起作用等の複合作用によって、燃料成分の分子に水素化分解反応が起こり、溜出温度の低下、燃料の軽質化により燃費・加速性の向上、排出ガスCO、HC、黒煙(ディ−ゼル車)等が減少する。

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協力運送会社の取り組み

(株)ロジスティクス・ネットワークでは、協力運送会社のグリーン経営認証取得の拡大を目指し、物流品質向上を目的としたドライバーコンテストやエコドライブ講習会を各地で実施しています。

こうした取り組みの結果、2012年3月現在、48社(ISO14001取得3社含む)がグリーン経営認証を取得しています。

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グリーン経営認証の取得

(株)NKトランスは、輸送業者として社会と共存するため、環境保全を企業の社会的責任と捉え、事業活動における環境負荷の削減を図っています。
公害防止条例などの環境法令・規制への対応に加え、アイドリング・ストップ運動やエコ・ドライブ(低燃費運転)を推進しています。計画的に低公害車の導入を進めるほか、法令を遵守した適切な廃棄物処理を行っています。
こうした活動を受け、2012年1月、グリーン経営認証を取得しました。
今後も、計画(Plan)、推進(Do)、比較評価(Check)、改善策の検討と行動計画の見直し(Act)というPDCAサイクルをまわして継続的な質の向上を目指しています。
また(株)キョクレイ本社・大黒・山下・厚木・中井の各物流センターでもこれまでにグリーン経営認証を取得しています。

  • ※「グリーン経営認証」:交通エコロジー・モビリティ財団が認証機関となり、グリーン経営推進マニュアルに基づいて一定のレベル以上の取り組みを行っている事業者に対して、審査の上、認証・登録を行うもの。