ニチレイ CSRレポート2011 従業員のために|ダイバーシティの取り組み

従業員のために

ダイバーシティの取り組み

ダイバーシティ推進協議会に基づく活動

2006年度に内部統制を導入してマネジメントシステムの見直しを行いましたが、2010年度は分科会の位置づけの見直しを行いました。ニチレイグループ6つの責任の1つである働きがいの向上を進めていく委員会としてグループ人財委員会を置いていますが、その下部組織としてダイバーシティ推進協議会を設置いたしました。活動内容は、ダイバーシティ推進の観点から「働きがいの向上」に資する施策の検討、モニタリングを行っていきます。具体的には、

  • 女性の活躍支援など企業としての男女共同参画推進についての取り組み
  • 外国人採用などグローバル社会を意識した雇用についての取り組み
  • ライフステージや年齢に応じた多様な働き方に資する取り組み
  • 障害者雇用などハンディキャップのある方の雇用や協働についての取り組み
  • その他従業員一人ひとりの人権や働きがい・働き方に配慮した施策についての取り組み

などを中心に、各社における推進施策の情報共有、検討を行い、重点課題を絞り込み、労使で協議し、その内容をグループ人財委員会に報告します。

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一般事業主行動計画

ニチレイグループでは、次世代育成支援対策推進法に基づく一般事業主行動計画を事業会社ごとに策定・実行し、ワーク・ライフ・バランスの実現を目指しています。主な取り組み内容として、育児・介護・看護に関する就業規程・制度の広報、周知と制度取得しやすい風土作り風土づくり、所定外労働時間削減を目的とした「ノー残業デー」や「年次有給休暇取得推進」、インターンシップなどの就業体験の受け入れなどを行っています。

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育児・介護への支援

育児・介護支援のため、2010年4月よりファミリーフレンドリーカスタマーサービスを導入しています。育児では託児所(全国1,500施設以上)やベビーシッター(約80業者と提携)の優待割引や相談デスクの利用、育児補助金、介護では介護施設(全国1,500施設以上)や在宅介護サービスの割引のほか、介護用品の割引、介護補助金などのサービスが受けられます。

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異業種交流研修

20数社が自主運営する「女性活躍推進検討会」に参画し、各業界の担当者と定期的に意見交換や交流を図っています。また、同会では、異業種交流研修を企画・運営しており、2010年度は3つの研修を行いました実施。ニチレイグループからは、ロジカルコミュニケーション、セルフエスティーム、ビジネスアサーティブネス研修に14名が参加いたしました。参加者からは、「他の業界の方々との交流に研修は、刺激を受けた」「自分自身を見直すとても良い機会になった」といった声が上がっています。

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地域限定総合職制度

ニチレイフーズは2009年度から、地域限定総合職制度を導入しました。これは総合職社員が結婚、育児、介護、傷病などの個人事由により、やむを得ず転居を伴う異動ができない場合に期間の上限を設け勤務地域を限定できる制度です。個人事由が解消した場合は全国勤務型の総合職に復帰するので、一時的な事情に直面しても、総合職としてのキャリアを中断することなく、職務を遂行できるようになりました。

2011年4月現在で30名がこの制度を活用しています。また、ニチレイバイオサイエンスでも本制度を参考にして、2009年度より類似の制度を導入しています。

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障がい者雇用

ニチレイグループは、多様な人財活用の一環として、積極的に障がい者雇用を進めています。取り組みの結果、法定雇用率1.8%を常に上回っています。

2007年2月には、特例子会社である(株)ニチレイアウラを設立し、グループ各社の食品工場や物流センターでの事務所清掃業務、環境整備業務に従事。さらに東京事務所では、グループの本社機能が集中する中央区築地地区で、不要書類の回収分別業務、郵便物集配業務に加え、2009年度より機密不要書類の裁断業務を開始しました。また、2010年度より杉戸事業所、東扇島事業所を開設し、4事業所合計で同社の障がい者雇用数は20名に増加しています。

また、(株)NKトランスでは、知的障がい者通所授産施設およびジョブコーチの協力のもと、20名の知的障がい者を雇用(沼津12名、新座8名)しています。さらに同社の沼津物流センターでは、自立支援の一環として、地域の障がい者施設で手作りした焼きたてパンを毎週1回食堂にて販売しています。

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労働組合で「働きがい向上委員会」を発足

女性が活き活きと働き続けられる職場環境の実現に向け、2009年度から全国各社の女性労組役員を中心に参集して意見交換会を開催しています。第1回は、豊富な職歴・出産・育児経験のある女性マネジャー2名に講話してもらい、男女雇用機会均等法発足時から今日までの当社グループの制度や職場の雰囲気、「前例がないなら誰かが変えなければならない」などの当時の苦労とその対応策を聞いたうえで意見交換を行いました。第2回は、各事業会社の現状を語り合い、今自分たちができること、すべきこと、したいことについて考えました。
第1回、第2回の内容から、働き続けるために必要な環境、風土は自分たちが作り出すものであり、働く仲間の実態を確認しあうことが必要と考え、育児、介護、キャリアプランに重点をおき、それぞれの風土と制度についてアンケートを実施しました(有効回答1,263名:男性の6割、女性の8割)。その結果、人事制度、組織風土について育児、介護、ダイバーシティ、ライフの視点で施策を練りたいと考え、男女、年齢、役職にこだわらない、ニチレイ労組ならではの取り組みとしていきます。さらには、労使で取り組むダイバーシティ推進協議会とも連動させることにより「働きがいの向上」を実現可能なものにしていきます。

ニチレイ労働組合 中央書記次長 富田 幸世

ニチレイ労働組合
中央書記次長
富田 幸世
「いい仕事がしたい!」と願う仲間と共にスタートし発足した「働きがい向上委員会」。今までにないニチレイ労働組合ならではの取り組みがスタートしました。1,263名の貴重な生の声をもとにプロセスを組み立て、働きがい向上の実現を目指します。