ニチレイ CSRレポート2010 環境のために|物流センターにおけるCO2削減

環境のために

物流センターにおけるCO2削減

北港物流センター 自然冷媒への転換

食品工場と物流センターでは自然冷媒への転換を進めています。2010年2月1日に竣工した(株)ニチレイ・ロジスティクス関西の北港物流センターでは、-25℃の冷蔵倉庫で使用する冷媒に、オゾン層破壊係数0、地球温暖化係数1以下である地球環境にやさしい自然冷媒のアンモニアを採用しています。

冷却用の機械装置も冷媒配管をできるだけ短く配置する設計としたことで、従来設備と比べ冷媒充填量を少なくすることが可能となり、より環境負荷低減を考慮した設備となっています。また当物流センターはCASBEE大阪※のAランクを認証取得しています。

ニチレイグループでは、今後も自然冷媒機器の導入を進めるなど、環境負荷低減を進めていきます。

北港物流センター

北港物流センター

  • ※CASBEE大阪:大阪市建築物総合環境評価制度。環境にやさしい建築物の建設を促進し、都市の良好な環境を確保することを目的に大阪市が策定した制度で、2004年より実施。建築物の環境性能効率を、建築物内部における環境品質と外部への環境負荷によって総合的に評価し格付けするシステム。

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LED照明

久喜センターのLED照明

久喜センターのLED照明

食品工場や物流センターでは、安全・安心な商品の生産や保管・流通を行うために、加熱や冷凍、保管、流通の過程での徹底した温度管理や設備の充実が欠かせません。こうした必要不可欠なエネルギー消費をできるだけ抑えるため、できる限り高効率な設備の導入に努めています。

なかでも照明設備については、近年LED照明※器具の効率と信頼性が高まってきたことから、テスト・導入を進めています。

2010年1月に竣工した(株)ニチレイ・ロジスティクス関東久喜センターでは、当初、冷凍庫への高効率型蛍光灯導入を検討していましたが、LED照明器具をテスト導入し、年間1.19tのCO2削減を見込んでいます。 低温物流倉庫内へのLED導入の大きなメリットは、蛍光灯が低温(マイナス温度域)の状態では電源を入れてもすぐに100%の光出力を出せないのに対し、LED照明は低温状態でも電源投入後すぐに100%の光出力が可能なことです。また、スイッチのON、OFFによる寿命の短縮もなく、庫内での作業中のみ点灯するなどの制御を行い、より省エネ効果を高めることも可能になります。しかし、LED照明は照度ムラが発生しやすく、作業に支障をきたす恐れもあることから、今後は照度ムラを防ぐ設置方法の工夫を進めていきます。

  • ※LED照明:発光ダイオードを使用した照明器具。蛍光灯と同程度の発光効率があり、寿命は約3.3倍(LED寿命4万時間、蛍光灯1.2万時間)と長い。また、水銀不使用のため廃棄時も環境に優しい。