私の所属する畜産加工品チームは様々な量販店や外食、生協に向けて、畜産加工品の企画開発営業を行っています。その中で私は主に生協さんを担当しています。バイヤーに対し、課題を聞き取りながら、商品や販促提案で課題を解決していくことが日々の業務の中心です。
昔から「農業」「食品」に関心があり、大学時代は農学部に属し、安全安心な食につながる研究を行っていました。そのため、卒業後も食に携わることができる仕事がしたいと思い、就職活動では食品業界を中心に見ていました。
数ある食品企業の中でニチレイフレッシュに就職を決めた理由は、仕事内容に惹かれたからです。多くの企業は営業部隊と企画開発部隊が分かれておりますが、ニチレイフレッシュは各営業担当が商品の企画から販売まで一連の業務を担います。一人で多くの業務を担当することに不安はありましたが、その中で働くことで自分の成長につなげたいという思いもあり、入社を決めました。
説明会での先輩社員の方々との質疑応答の時間が印象に残っています。説明会では男子学生が多かったため、女性には難しい仕事なのかと思い、不安でした。ただ、先輩社員の中に女性がいて、仕事内容ややりがい等を聞くにつれ、私もこの先輩のようになりたいと思い、入社を決めました。
入社してから現在まで畜産加工品チームに所属しています。1年目は先輩社員の商談に同行したり、協力工場に訪問し加工品の製造の流れを勉強するなど、営業になるための基礎を学びました。2年目になり、先輩社員から得意先を引き継ぎ、主に生協を担当してきました。3年目になってからはこれまで担当してきた得意先に加え、外食チェーン等も担当し、現在に至ります。
商品や販促提案を行う上でプレゼンテーションスキルの重要性を学んできました。バイヤーによって、重視している点(味、トレンド、商品名等)が異なるため、それに沿った提案をしなければ響きません。コミュニケーションを積極的に図ることで、バイヤーの個性を知り、スキルを上げられるよう取り組んでいます。
現在の得意先を担当してまだ1年半ですが、その中で最もやりがいを感じた瞬間は自分が開発した商品に対して、お客様からお褒めの言葉を頂いたときです。「美味しい」や「また買いたい」等、お声を頂くとやって良かったと思います。販促提案を考える上で悩むときもありますが、いろんな方法を試して売上数量が伸びたときは得意先のバイヤーと一緒に喜ぶこともあります。お客様から評価して頂けるとやりがいをとても感じます。
私が担当している生協の総菜売り場に唐揚げを導入したことです。導入前は鶏肉の原料をお店で粉付け、油調して唐揚げを販売していました。ただ、人手不足等の課題から、タイでつくられた唐揚げを輸入して、お店では揚げるだけにしたいと要望を受けました。ニチレイフレッシュの他に、競合が3社いましたが、得意先の要望を聞き、改良を重ね、より良い品質のものを求めた結果、当社が採用されました。得意先を引き継いだばかりで右も左も分からない状態でしたが、先輩社員の助けを受け、初めて商品導入に繋がったので、忘れられない思い出です。
競合他社をはじめ、どこの会社も似たような商品を売ったり、つくったりできます。そのような状況の中で、他社と単に価格勝負をするのではなく、ニチレイフレッシュの商品価値をいかに伝えられるかが商売を継続する上で重要になってきます。ニチレイフレッシュにしかできないことを見つけ、その価値を上手く伝えられるように、これからも業務に励んでいきます。
どの企業にも独自の社風があるはずです。就職活動中はいろんな企業を知ることができる良いチャンスなので、視野を狭めず、ぜひ多くの企業に訪問してください。そして、自分に合う社風、目指す先輩像を見つけてください。皆さんが自分にぴったりの企業、仕事に巡り合えることを願っています。
起床、朝食
出勤
出社、メールチェック、日報の更新等
グループミーティング
得意先からの受注業務、商談資料作成
昼食
提案サンプル試作、商談資料作成
得意先へ訪問商談
退社
帰宅、ジョギング、夕食
就寝