ニチレイフーズとは
ニチレイフーズは、ニチレイグループにおいて「加工食品事業」を担う事業会社です。加工食品には常温のもの、チルド、冷凍など様々な種類がありますが、ニチレイフーズの売上は90%以上を冷凍食品事業が占めています。 保存能力が高く、鮮度をキープでき、簡便性にも優れるという特徴を持つ冷凍食品は、その品質を保つために高い技術を要求されます。品質を高く問われる冷凍食品業界において、リーディングカンパニーであり続けるのがニチレイフーズなのです。
冷凍食品のメーカーシェア
ニチレイフーズのミッション・ビジョン
- ニチレイフーズのミッション
- ニチレイフーズは人々のくらしを見つめ、食を通じ、健康で豊かな社会の実現に貢献します。
- ニチレイフーズのビジョン
- 私たちは常に独自能力を磨き、卓越した価値を創造することで、世界で最も信頼される食品企業を目指します。
- お客様・取引先に
- 誠実に向き合い、独自の価値ある商品・サービスを提供し続けます。
- 従業員に
- 風通しが良い活性化された職場を提供します。
- 社会・投資家に
- 広く好感と信頼を寄せられる、グローバルに展開する企業として成長します。
ニチレイフーズの強み
01
あらゆる食シーンに対応した
「提案」が可能
- 取り扱いカテゴリーの広さ
- からあげ、ハンバーグ、カレーなど、ニチレイフーズの手がける食品のカテゴリーは実にさまざま。その多くで高いシェアを保ち、リーディングカンパニーとしての役目を担っています。
- 業務用ルートに強みを持つ
- ニチレイフーズの冷凍食品というと、コンシューマー向けのものを多く想像するでしょう。もちろんコンシューマー向け商品も多く手がけています。
02
「素材」を生かす 冷凍・加工技術
- 「化学調味料不使用」商品の提供
- ニチレイフーズの提供するお弁当向け商品「お弁当にGood!」シリーズは、保存料・着色料・化学調味料を使用していません。素材の持つ美味しさと、冷凍技術によって実現した商品です。
- チキン事業戦略
-
ニチレイフーズは冷凍チキン加工品において国内シェア約30%※を占めており、その商品は家庭用冷凍食品だけでなく、コンビニエンスストアやファストフード、スーパーマーケットのお惣菜やお弁当など様々な業態で使用されています。
タイの工場では、飼育に使用する飼料・水にもこだわった特定管理養鶏場で育てられた鶏を使用し、自社で鶏を切り分け、加工する完全一貫(フルインテグレーション)システムで生産することで素材を生かしたチキン商品を世界に向けて販売しています。
※ 当社推計
03
受け継がれる「挑戦」の精神
- アセロラ事業の展開
- 栄養価値が高くても人々に知られていなかったアセロラを加工し、1986年に飲料として発売したのがニチレイです。 飲料事業は2009年にサントリー食品株式会社へ事業譲渡しましたが、これにより、ニチレイフーズは原料供給へ特化し、世界シェア3割強(当社推計)を持つアセロラのさらなる市場拡大を目指します。
今後の戦略
- チキン事業領域の拡大
- 日本国内でのチキン加工品の需要が高まっており、また世界的にも鶏肉の需要が高まっていることを見据え、タイのチキン加工工場を増設。品質・価格・物流ともに安定した供給体制を目指します。
- 新たな価値の創造
- 生活者一人ひとりにとって気付きもしなかった新たなニーズを創造し、技術力を最大限に活かした感動的なライフスタイルを提案します。
- 海外市場の攻略
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例えばアセロラ果汁ビジネスは、現在、ヨーロッパ向けの商品開発が進められています。
国内で培った高い品質を武器に、海外市場への展開を視野に入れています。