おいしさへの取り組み チルド商品のおいしさのカギを握る、徹底した「温度管理」
ロジスティクス・ネットワーク

ニチレイは「おいしさへの取り組み」という思いから、家庭で愛される商品を作り続けてきました。
家庭で愛される商品の美味しさの秘密や、皆様によりおいしい瞬間を届けるため行っている取り組みについてご紹介します。

スーパーマーケットなどの店頭には、毎日新鮮な食材が豊富に並んでいます。私たちロジスティクス・ネットワークのTC事業(流通事業)は、ベンダー ※ から納入される商品を物流センターで仕分けして、スーパーマーケットチェーンなどの各店舗に安全・確実にお届けすることです。

※食品メーカーや問屋などのこと。

20年ほど前までは、店舗への納品は各ベンダーが別々に行っていました。しかし、商品の種類や量が増えるにつれて、多くの納品トラックが店舗の前に列をなし、渋滞や環境問題などが社会問題に。その状態を改善し物流を効率化するために、ニチレイロジグループは業界でいち早く、小売店向け物流センター事業に力を尽くしてきました。

温度管理を徹底しながらお客様へ

私たちが主に担っているのは、鮮魚や精肉、乳製品、豆腐などのチルド商品の配送。これらの食品のおいしさと安全の鍵を握っているのが、温度管理です。一口にチルド商品といっても、種類によって保存に適した温度は違います。0℃近い低温に保つ必要のある精肉や鮮魚に対して、冷やしすぎると固くなって風味を損なうおにぎりなどもあります。そのため物流センターでは、それぞれの食品に合った温度帯が常に保たれるように、納入から仕分け作業、出荷、配送まですべての段階で、厳密な温度管理をしています。
特売日や年末など商品が大幅に増える日や、台風、大雪、震災など不測の事態もありますが、私たちの使命は、何があっても毎日、「おいしさ」と「新鮮」を確実にお届けすること。一人ひとりが、「ニチレイが止まると食が止まる」という責任と自負を胸に、今日も奮闘しています。

初出:2013年12月1日発行 ニチレイグループ広報誌 OriOri第32号

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2022年1月24日