おいしさへの取り組み プロのワザを忠実に再現「本格炒め炒飯」
ニチレイフーズ

ニチレイは「おいしさへの取り組み」という思いから、家庭で愛される商品を作り続けてきました。
家庭で愛される商品の美味しさの秘密や、皆様によりおいしい瞬間を届けるため行っている取り組みについてご紹介します。

2000年以前、家庭用の冷凍炒飯商品といえば「中華風混ぜご飯」が主流でした。大量のご飯をおいしく炒める、というのは、実はかなりハードルが高い技術だったのです。しかし、やはり「炒飯」というからには、ちゃんと炒めたい。1990年代の終わり頃、ニチレイフーズの開発チームは、「本格的な炒飯がつくりたい!」という強い思いで、冷凍炒飯の開発を始めました。

開発チームが着目したのは「プロの技」。プロの中華料理人がつくる炒飯はなぜ、パラッとしていておいしいのかを徹底的に研究し、その秘密は「卵のコーティング」にあると考えました。

上記の写真は、「本格炒め炒飯」の米粒を拡大したものです。米の周りを覆っている黄色は卵の層。この卵コーティングによって米粒同士がくっつかず、米の中に油にしみこんでベタつくのを防いでいるのです。プロの手順をほぼ忠実に再現した生産ラインを構築することで、「本格」的な味を目指しました。
約4年の歳月をかけて2001年に誕生した「本格炒め炒飯」は、米飯製品の生産が多い船橋工場の中でも、発売から10年以上にわたって売上ナンバーワンを誇る人気商品となりました。これからも多くの方に愛され続けるよう、さらなるおいしさを求めて改良を重ねていきます。

  • 初出:2011年12月1日発行 ニチレイグループ広報誌 OriOri第24号
  • 改訂:2014年3月20日

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2022年1月24日