サステナブル・シーフードを社員食堂のメニューに採用

2024131

各位

株式会社ニチレイ


 

サステナブル・シーフードを社員食堂のメニューに採用

 


 

株式会社ニチレイ(代表取締役社長:大櫛 顕也 本社:東京都中央区)は、20237月から現在までに、MSC及びASC認証(※1)の持続可能な水産物(サステナブル・シーフード(※2))を、当社社員食堂のメニューで提供しました。

近年、気候変動による食資源への影響やサプライチェーン上の人権や環境に関する課題など食を取り巻く社会課題が指摘されています。特に、当社グループの事業活動を支える重要な食資源である水産物に関しては、持続可能な調達に取り組むことが喫緊の課題と認識しています。そのため当社は、20234月に「ニチレイグループ持続可能な調達方針」に基づき「ニチレイグループ持続可能な水産物調達ガイドライン」(※3)を制定いたしました。また同月、水産事業において2030年までに上記ガイドラインに準じた調達率のうち、MSCASC認証品等のグローバル水産物認証品比率を50%にするというKPI(※4)をグループ重要事項(マテリアリティ)「持続可能な食の調達と循環型社会の実現」に新設しました。

本取り組みは、特にステークホルダーの中の社員に向けて、身近な「食」の場である社員食堂を通じ、自社の持続可能な水産物を使用したメニューを実際に食べることで、ガイドラインとマテリアリティの周知・浸透を図っていくことを目的としています。

 


今後は2024年度までの約2年間をかけて国内の社員食堂を対象にさらに実施拠点を増やし、持続可能な水産物(MSCASC認証品)を使用したメニューを提供していく予定です。

 

ニチレイグループはこの活動を通じて社員一人ひとりのサステナビリティに対する意識を高めるとともに、社員が持続可能な水産物を次世代につなげる大切さについて知ってもらい、サステナブルな選択ができるような行動変容に繋がることを目指して参ります。

 


 

■使用した原材料例

バナメイむきえび


「インドネシア産バナメイむきえび ASC



あさり

「中国産ボイルあさり MSC





■取り組みの様子(2024131日現在)


ニチレイ東銀座ビル(本社:東京)

MSCあさり薬膳カレー

薬膳カレー




ニチレイ天満橋ビル(大阪)
シュリンプカレー

シュリンプカレー


ニチレイバイオサイエンス グローバルイノベーションセンター (埼玉)
まるごと海老フライ&ハンバーグ

エビフライハンバーグ


 


ニチレイグループ 技術開発センター(千葉)
あさりたっぷり根菜カレー


根菜カレー

 



上記拠点の他、ニチレイ研修センター「スコレ雪ヶ谷」(東京)、ニチレイフーズ船橋工場・船橋第三工場、ロジスティクス・ネットワーク船橋物流センターでも開催(延べ14回実施)


詳しい取り組みの様子はこちらから。

社員食堂から始める「持続可能な水産物を食べよう!」活動



1  MSC認証、ASC認証とは

MSC認証はMSCMarine Stewardship Council/海洋管理協議会)が管理・運営する持続可能で適切に管理された漁業に関する認証制度で、ASC認証はASCAquaculture Stewardship Council/水産養殖管理協議会)が管理・運営する自然環境と地域社会に配慮した責任ある養殖業に対する認証制度。いずれも第三者の審査機関が厳格な基準に基づいて審査しています。





2 サステナブル・シーフードとは

将来も魚を食べ続けていくことができるように、水産資源や環境に配慮し適切に管理されたMSC認証を取得した漁業で獲られた水産物、あるいは環境と社会への影響を最小限に抑えたASC認証を取得した養殖場で育てられた水産物のこと。

 


 

3 「ニチレイグループ持続可能な水産物調達ガイドライン」についてはこちらから。



 

4 重要事項(マテリアリティ)KPIについてはこちらから。

 

本件に関するお問い合わせ先

株式会社ニチレイ  広報IR部 広報グループ

EmailN1000X036@nichirei.co.jp