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CSR・環境活動
トップメッセージ

持続可能な社会の実現に向けて「ニチレイの約束」を果たし、
ステークホルダーの皆さまの期待に応えていきます。

ニチレイグループは、「くらしを見つめ、人々に心の満足を提供する」というミッションを、すべての事業活動の土台に置いています。世の中のニーズを捉え、お客様にご満足いただける価値ある商品・サービスを創造し、提供していくことが私たちの使命であり、存在意義であると考えます。現在、私たちが推進する中期経営計画「POWER UP 2018」も、このミッションにもとづき策定したものです。

また、当社グループにとってCSRとは、このミッションの実現に向けた取り組みそのものを意味します。私たちは社会の変化を踏まえて、2017年4月にグループのCSR基本方針を改定しました。今後は新たなCSR基本方針「ニチレイの約束」のもとで、グループ全体のCSRの取り組みをレベルアップしていきます。本CSRレポートでは、事業を通じて持続可能な社会の実現を目指す、当社グループのCSRに対する考え方や実際の取り組みをご紹介します。

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中期経営計画「POWER UP 2018」の
進捗状況と経営環境の変化への対応についてお聞かせください。

中期経営計画「POWER UP 2018」の初年度である2016年度は、加工食品事業と低温物流事業の2つのコア事業を中心に、すべての事業で計画を達成し、おかげさまで過去最高益を更新することができました。安定した為替相場や原材料・電力コストの低下などの追い風はあったものの、「強い事業をより強く」をモットーに、国内事業の収益基盤強化と資産効率向上による利益成長、海外事業の規模拡大に取り組んできた成果が表れたのだと思います。

一方で、私たちを取り巻く経営環境は激しく変化し、不確実性を増しています。米国の保護主義への転換、英国のEU離脱を受けた欧州の動揺、中国をはじめとする新興国の成長鈍化など、世界全体の政治・社会・経済がさらに不安定になっています。日本に目を向けると、景気は回復基調にあるものの、個人消費は力強さを欠き、小売・外食市場において低価格戦略への転換の動きがみられます。また、為替相場や原油価格の変動、労働力不足によるコスト上昇などが懸念されます。

こうした環境変化の荒波の中ですが、当社グループ一丸で、変化をチャンスに変えるべく果敢に挑戦し、持続的成長を目指してまいります。私たちは創業以来、大きな変化につながる小さな兆しを敏感に察知し、迅速に応えていく「変化への対応力」という遺伝子を連綿と受け継いできました。この力は、当社グループのミッションにもとづき、お客様に真摯に接し、くらしを見つめ続けてこそ発揮できるものです。

また、2015年9月に国連サミットで採択された「持続可能な開発目標(SDGs)」や12月に国連気候変動枠組条約第21回締約国会議(COP21)で採択されたパリ協定のようなグローバルな潮流に意識を高めることも大切です。当社グループでも2020年度の環境目標を定めて対策に取り組んでいる最中ではありますが、さらに長期的な視野を持つ必要があります。
今後、社内での議論を活発化させてまいります。

中期経営計画

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CSR基本方針を「ニチレイの約束」に
改定した背景と今後のCSRの取り組みについてお伺いします。

時代が大きく変化する中、ニチレイグループの事業活動が社会に与える影響について、あらためて認識を深める必要があると考え、今回、CSR基本方針を改定しました。

具体的には、これまでの「6つの責任」を改め、8つの項目からなる「ニチレイの約束」として定めました。新たに追加したのは、「安全な商品とサービスの提供」「持続可能なサプライチェーンの構築」の2つです。

「安全な商品とサービスの提供」は当社グループの事業の根幹にあり、かねてから重要事項と考えてきたものを明文化しました。食品工場でのフードディフェンスなど、これまでもさまざまな取り組みを進めてきたように、食の安全を確実に守り、お客様の信頼に応えることは何よりも大切です。「安心」は、「安全」なものを「安定」的に得られてこそ成り立ちますので、物流も含めたグループ全体で実現していきます。

「持続可能なサプライチェーンの構築」は、グループの事業活動を支える土台です。当社グループは海外でも事業を展開しており、調達先やお客様などステークホルダーは世界中に広がっています。したがって、より幅広い視野からサプライチェーン全体で社会的責任を果たすことが重要です。また、これを実行に移していくために、2017年4月に「ニチレイグループ 持続可能なサプライチェーン基本方針」を「ニチレイの約束」と併せて制定しました。この基本方針に則って商品やサービスの調達を行うために、お取引先様へも理解と実践への協力を求めてまいります。

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新たな顧客価値を創造するために
どのようなことに注力し、取り組みますか。

昨今では、女性の社会進出や少子高齢化、単身・二人世帯の増加などを背景に、食への価値観は著しく多様化しています。「このライフスタイルのお客様に、このシーンで喜ばれる商品とは何か」など、ニーズを捉えた商品開発により、おいしく手軽に食べられる加工食品を提供することは、家事時間を短縮し、さまざまな働き方や生活スタイル実現の一助になるものと考えます。

低温物流事業では、荷主間の共同配送やモーダルシフト、施設・トラックの共同化に取り組み、環境負荷の低減や交通量の緩和、ドライバー不足への対応など、さまざまな課題の解決につなげています。

現在、当社グループではダイバーシティの推進に注力していますが、これは多様化するお客様と社会のニーズに応えるには、多様な視点が欠かせない、という考えにもとづくものです。さまざまなバックグラウンドを持つ従業員の、異なる価値観や発想を取り込み、新たな顧客価値を創造する力へと変えていきます。

今後グループの規模拡大が進むにつれ、多面的な見方はますます重要になるでしょう。特に海外市場においては、食の分野での新規参入は生半可なことではありません。地域ごとの特色やニーズを踏まえた事業展開が不可欠です。現地の人財やネットワークを最大限に活かしていきます。

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「ニチレイの約束」の実践に向け、
従業員へのメッセージをお願いします。

企業の成長とは従業員一人ひとりの成長の総和であり、当社グループを動かすのは人財にほかなりません。従業員には、自ら考えて行動できる自律的な人間であって欲しいと望みます。そのような人たちが集まれば組織は自ずと強くなります。

2016年度にグループ各社の従業員と向き合う座談会を開催し、グループの未来を担う若手社員から多くの意見を聞くことができました。彼らがそれぞれの立場で、自分の仕事にしっかりとした考えを持ち、向き合う姿には感銘を受けました。これらの対話の場でも繰り返し伝えてきましたが、失敗を恐れず挑戦できる風土づくりをさらに推進していかなければなりません。若手社員は小さな失敗を重ねて学んだほうが、将来、大きな失敗へのリスクをコントロールできるようになります。また、管理職は若手にチャレンジさせるためにリスクの許容度を適切に図ることが必要です。

「ニチレイの約束」の一つとして「働きがいの向上」を掲げるとともに、2017年4月に「ニチレイグループ働き方改革の方針」を制定しました。この方針のもと、すべての従業員が活き活きと働ける環境づくりに向けて、多様な働き方の実現や、長時間労働の是正、生産性の向上に取り組んでいきます。

また、働き方改革を進める中、「多様性を活かす」ことへの意識浸透も大切です。多くの違いがあるにもかかわらず適切に向き合わなければ当然衝突が起きます。違いに敬意を払い、認め合いながら、それを新しい価値創造に活かしていかなければなりません。

私たちが次に目指す大きな節目は創業100周年です。一人ひとりが創意工夫を重ねながら、理念や価値観を共有し、グループの総力で「100年続く企業」を実現していきます。

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