文字サイズ

  • 小
  • 中
  • 大
  • 日本語
  • English
  • 中文

印刷する

ホーム

  • 第三者意見

CSR・環境活動
第三者意見

立教大学 高岡美佳教授に、ニチレイグループCSRレポート2016 コミュニケーション版、詳細版を読んでいただき、ご意見をいただきました。

ニチレイグループ「CSRレポート2016」に対する第三者意見

立教大学 経営学研究科教授 高岡 美佳 氏

立教大学
経営学部教授
高岡 美佳 氏

評価できること

■全体を通して、「くらしを見つめ、人々に心の満足を提供する」というニチレイグループのミッションが明確に反映された良いCSRレポートだと思います。トップメッセージにあるように、2015年度に創立70周年を迎えた同グループは、常にお客様である「生活者」に真摯に向き合い新たな事業分野を切り拓いてきました。企業の存在価値は事業を通じて社会に貢献することにあり、それは同時に最も重要な社会的責任の遂行でもあります。本業を通じたCSRを心がける企業姿勢を高く評価したいと思います。

■ニチレイグループの「環境」への取り組みは広範囲に及んでいますが、今回のレポートでは、まず、次期中期目標(2016年度~2018年度)で、国内全事業所を対象として2009年度を基準としたCO2総排出量の削減目標を策定した点を評価したいと思います。2015年12月に開催された気候変動枠組条約第21回締約国会議の結果をふまえれば、CO2の総排出量の抑制が重要です。もう一点、評価したいのが、サプライチェーン上に位置するパートナー企業と連携して持続可能な原材料調達を実施している点です。冊子版の特集でも取り上げられていますが、世界中から原材料を調達している同グループにとって、各地域の水資源・生物多様性への配慮、汚染の防止や資源の効率的利用を前提とした事業活動を行うことは必要不可欠の要素です。今後も、対象となる原材料を増やしつつ継続していただきたいと思います。

■「社会」とのつながりについては、今回、船橋第二工場を見学して、お客様に安全・安心な商品を届けるための仕組みが構築されていることを実感しました。同工場では、生産性を高めつつ、「食品安全(フードセーフティ)」と「食品防御(フードディフェンス)」を強化するためのハード面・ソフト面における先進的な仕組みが導入されています。ニチレイグループの品質保証力を高く評価するとともに、この取り組みを国内外のグループ全体に広げていただくことを期待します。

■ニチレイグループは、顧客満足(CS)と同様に従業員満足(ES)を重視しています。また、ダイバーシティ推進協議会をグループ横断的に設置するなど、ダイバーシティにも熱心に取り組んでいます。レポートを読む限りでは、昨年度から今年度にかけて多くの女性社員が役職・部署長の職に就いたとのことですので、次年度は、女性の管理職比率等を掲載されることを期待します。

要望したいこと

■CSR活動を適正かつ継続的に改善していくためにはPDCAサイクルの導入が不可欠です。ニチレイグループが自ら重要だと考えて実施している主なCSR活動について、その目的や取り組み内容、目標値、期間、達成度などを一覧で示したアクションプランの掲載を検討してはいかがでしょうか。

ページトップへ戻る

第三者意見を受けて

(株)ニチレイ 取締役執行役員 CSR本部副本部長 田口 巧

(株)ニチレイ
取締役執行役員
CSR本部副本部長
田口 巧

高岡先生には「ニチレイグループCSRレポート2016」に対して、貴重なご意見とともに当社グループの取り組みについて評価いただき、まずは厚く御礼申し上げます。
今年度は、高岡先生に食品工場と物流センターを見学いただき※、「安全・安心な商品・サービスをお届けするための当社グループのこだわり」をご理解いただきました。くわえて、環境への取り組みや持続可能な調達について、当社グループの考え方や事業を通じた取り組みを評価いただきました。今後も、食に関わる企業グループとして、さらなる活動の深化を図ってまいります。
一方で、ご指摘いただいた「CSR活動のアクションプラン」については、当社グループのCSR基本方針である「6つの責任」の改定や重要課題の体系化を進める中で具体化し、PDCAサイクルを実践するとともに、活動の「見える化」に取り組んでまいります。
これからも、ステークホルダーの皆さまと対話を重ねながら、広く好感と信頼を寄せられる企業グループとして、社会とともに成長してまいります。

※「ニチレイグループCSRレポート2016」<コミュニケーション版>P9-12掲載

ページトップへ戻る

ページトップへ戻る