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(ニチレイバイオサイエンス)

社員インタビュー

S.H

技術生産部 製造物流グループ
2025年入社 総合科学技術研究科 理学専攻 修了

製品ごとに最適な「製造の形」を追求し、
多様ながんに対応する、多品種の分子診断薬を世に送り出す。

question 01

なぜ、ニチレイバイオサイエンスを選んだのですか?

「大学・大学院で培ったバイオの知識を活かしたい」「仕事を通じて人々の生活に幸せと健康を提供したい」。この2つを軸に掲げ、食品業界、医薬品や日用品業界を中心に就職活動に取り組んでいました。その中でも当社を選んだのは、分子診断薬からイムノクロマト、バイオ医薬品原料まで幅広いバイオ事業を展開しており、どの部署に配属されても、自分の専門性を活かしながら目標を実現できると感じたからです。また、面接時に緊張していた私を気遣い、ありのままの姿を引き出そうとしてくださった姿勢も深く印象に残りました。最後の決め手は、座談会で触れた先輩社員の温かい人柄です。「この会社なら安心して働くことができる」と確信し、入社を決めました。

question 02

仕事の内容を教えてください。

組織の特定のタンパク質を可視化し、様々ながんの種類の特定を行う「分子診断薬」の生産管理業務に携わっています。分子診断薬ユニットは、いくつかの担当に分かれていますが、私は様々な試薬を混合・撹拌し、ボトル容器への充填・閉塞を行う工程の管理をしています。分子診断薬は、対象となるがんの種類に合わせて非常に多品種であり、また製品ごとに原料、工程、製造量、注意点が異なります。そのため幅広い知識・ノウハウが必要であり、日々試行錯誤の連続です。最も大切にしていることは、いかに無駄なく最短時間で完成させるかという計画立案です。そのため現場では作業者や上司と進捗を確認し、その日の状況に合わせて製造予定の変更や最終判断を行い、最適な形で現場に指示を出すよう心がけています。

question 03

配属当初、苦労したことは何ですか?

製品ごとに異なる「製造の制約」を把握することに苦労しました。「この製品は作るのに○日かかる」「徹底した温度管理が必要」「遮光が必須である」など、考慮すべきポイントが膨大にあります。配属当初はこれらに気づけず、計画に対して、現場から「これでは作れない」と指摘をいただくことも。その後、経験を重ねることでようやく最適な計画を立てられるようになってきました。また、原料の扱いが非常にセンシティブであることも苦労の種です。現場のわずかな温度変化や些細なミスで原料の性状が変わることがあり、それが品質に直結するため、一瞬も気が抜けません。

question04

やりがいや醍醐味を感じるのはどんな時ですか?

製品数が非常に多く、製造量や工程が毎月変わり、かつ製品ごとに製造日数が異なる中では、急な注文対応や人員不足など、製造計画通りにいかないことが多々あります。そうした予期せぬ変化に対し、即座に製造計画を修正して対応するのは大変ですが、無事に製品が完成し、検査をクリアした時、大きな達成感とやりがいを感じます。

question05

印象に残っているエピソードを教えてください。

通常の数倍の規模で急遽製造した際のことです。この製品では複数の原料を使用しますが、品質管理上、合格した特定の組み合わせでしか使用できないという制約がありました。しかし、当初想定していた組み合わせだけでは原料が不足することが判明。そのため製造を2回に分け、それぞれ異なる組み合わせの原料を使い、製造を実施しました。さらに、限られた製造スペースで大型機器を効率よく稼働させるため、作業場所や機器の使用時間を細かく調整。困難な条件下でしたが、無事に遂行できた時は自身の成長を強く実感することができました。

question06

今後の目標やキャリアビジョンを教えてください。

まずは製品製造の生産管理や工程管理を完璧にマスターすることが直近の目標です。その先では全体のフローを理解し、より広い視点で仕事が進められるようになりたいと考えています。また、既存製品だけでなく、新製品に関わる業務にも挑戦し、技術生産のスペシャリストとして知見の幅を広げていきたいと思っています。

what kind of work?

どんな仕事?

point 01

製造工程の進行管理

試薬の混合・撹拌、充填などの工程を管理し、現場の進捗を確認。作業者と連携しながら安全かつ正確な製造を進める。

point 02

製造条件・品質管理の確認

温度管理や遮光など、製品ごとに異なる製造条件を把握し管理。品質に影響する要素を細かくチェック。

point 03

分子診断薬の製造計画立案

製品ごとの原料、工程、製造量などを踏まえて製造スケジュールを作成。無駄なく効率的に生産できる計画を設計する。