ニチレイグループのものづくりがどのように行われているのか、その全体像とともに、先輩たちがものづくりのどのシーンを担っているのかを知ることで企業研究に役立ててください。

素材の持つ栄養素や機能性を分析・研究し、有効なデータを新たな商品開発にいかすための研究を行っています。また、市場調査や営業担当から得られた情報をもとに、生活者のニーズやライフスタイルにあった新商品の開発も行っています。美味しさや安全性にこだわり、何度も試作を重ねた末にようやく商品が生まれます。

商品に適した、品質がよくかつ安定的に供給できる素材を世界中から調達しています。また、グローバルなネットワークから調達された原材料を美味しくかつ安全な商品へと効率よく安定的に生産するためのあらゆる工夫(生産設備の選定や工程の設計、ラインの管理、品質管理など)を行っています。商品開発とも深く関わり、技術面でのアドバイスをすることもありますし、地域性をいかした工場発の商品も生まれています。

商品として形になったものを生活者の皆様へお届けするために、卸(問屋)やスーパー、コンビニ、外食産業(ファミレス、ファーストフード等)、学校給食などのお客様に対して営業活動を行います。バイオサイエンスの商品であれば、販売代理店や病院、大学の研究機関などに営業を行います。販売先のお客様と一緒にマーケティングや販売促進について相談しながら提案型の営業を行っており、例えば家庭用商品であれば、売場作りのプロモーション企画を提案することもあります。また、お客様に一番近い存在でもあるため、商品の企画に携わることもよくあります。

販売した商品を迅速かつ効率的にお客様もとへお届けする仕事を担っています。また、各拠点に適正な在庫を持つこと(在庫管理)も重要な仕事のひとつです。いわば生産と販売の橋渡し役ともいえます。また、より円滑なロジスティクスを実現するために拠点政策・輸送経路・輸送方法の見直しやシステム開発にも取り組んでいます。