ニチレイ『焼おにぎり10個入』の規格外ごはんが「除菌ウエットティッシュ」に

2022年07月19日

ニチレイフーズ

背景

『焼おにぎり10個入』の規格外ごはんをアップサイクル

現在、フードロス削減が社会課題のひとつとなっています。ニチレイフーズはこれまでも、こども食堂やフードバンクへの寄付を通じてフードロス削減に挑戦してきました。また、工場の生産過程でどうしても出てしまう食品残渣は、すべてを肥料や飼料にリサイクルしています。しかし、食を支える企業として、食品残渣に「社会的価値」を付加しアップサイクルすることで、これまで以上に豊かな社会を実現したいという想いがありました。
そこで、『焼おにぎり 10 個入』の生産過程で発生する「規格外ごはん」に着目しました。

焼きおにぎり10個入りパッケージ

▲ニチレイ『焼きおにぎり10個入り』

※アップサイクルとは

リユース(再利用)、リサイクル(再循環)と異なり、廃棄物や副産物など、従来、不要と考えられているものや、有効活用されていないものを様々なアイデアや手法でさらに価値の高いプロダクトに転換すること。

ニチレイの取り組み

独自の発酵技術を持つ 株式会社ファーメンステーションとの協業

『焼おにぎり 10 個入』の生産に際しては、工場の生産ライン上からこぼれてしまうごはんや形が崩れた規格外のおにぎりがどうしても発生してしまいます。 これらの「規格外ごはん」を発酵させアップサイクルできないかと考え、食品・飲料の製造過程で出る規格外品・副産物や農産物の規格外品等を独自の発酵技術でアップサイクルさせることに定評のある株式会社ファーメンステーションへ相談。発酵の大敵は、いろいろな食材・具材が混じっていることや油分が入っていたりすることですが、『焼おにぎり 10 個入』の規格外ごはんは、シンプルで均一であったため、発酵が可能であることが判明しました。今回、株式会社ファーメンステーションの技術による発酵・蒸留を経て生み出された「規格外ごはん」由来のエタノールを使用し、除菌ウエットティッシュへとアップサイクルすることに成功しました。
2022年7月19日からは、生活雑貨店ロフトでも販売を開始しました。

「規格外ごはん」由来のエタノールを使用し除菌ウエットティッシュへとアップサイクル

『「焼おにぎり」除菌ウエットティッシュ』工程概要

『焼おにぎり 10 個入』の規格外ごはんは株式会社ファーメンステーション独自の技術で発酵・蒸留され、エタノールと発酵粕が生成されます。エタノールは除菌ウエットティッシュに、発酵粕はニワトリの飼料へと余すことなく活用されます。

『「焼おにぎり」除菌ウエットティッシュ』工程図

■商品概要

〈商品名〉
「焼おにぎり」除菌ウエットティッシュ

〈商品特徴〉
・『焼おにぎり 10 個入』の規格外ごはんを、発酵、蒸留させて作ったエタノール、チャ葉エキス、グレープフルーツ種子エキスを配合した、99%天然由来(残り 1%は除菌成分)のウエットティッシュです。
・ シール状のフタに再生 PET ラベル、不織布に植物由来の生分解性セルロース素材を採用し、環境に配慮しています。
・ 無香料で、手指消毒だけでなく様々なシーンでご利用いただけます。
・ 除菌性能テスト済です。(一般社団法人日本衛生材料工業連合会の制定した、除菌を標榜するウエットワイパー類の基準によるテストを実施)

〈「焼おにぎり」除菌ウエットティッシュ 特設サイト〉はこちらから