ポーランド現地子会社のFrigo Logistics sp. z o.o.(FL社)に駐在し、全面的な業務のサポートを行っています。FL社はポーランド国内に2つの冷蔵倉庫を持ち、貨物の保管、および国内全土への配送を行う会社です。
私の仕事の内容は、業績報告や予算の作成など日本の本社との関わりが大きいもの、またお客様への提案や業務改善などFL社と一緒に取り組むものの両方があります。
また東欧諸国を中心とした市場調査や、まれにですが社内資料の英訳、和訳なども行います。
FL社の社長と密に話し合いながらの仕事ですが、時には意見をぶつけたり、難しい局面でトップの苦悩に触れたりしながらも、一国一城の主が頭に描いていることを会社のみんなと共に実現していくのは、とてもやりがいがあることで大きな喜びです。
2か所目の物流センターに異動になった時、その地域の風土や物流センターのルール、またお客様の求めるものなど前の物流センターとの違いが多くありました。それまでの経験や改善案がそのまま通用せずに初めはつらいこともありましたが、先輩方の手厚い助けで何とか馴染んでいくことが出来ました。
ニチレイロジグループは欧州・中国・タイと世界各地に拠点を持っていることが強みだと思います。今はそれぞれ独立した事業ですが、これらの拠点ネットワークを利用したサービスを展開できるともっと面白いと思います。自分自身もそんな仕事に携わっていきたいと思っています。
FL社と日本の本社との間の立ち位置になることが多いので、どちらと話すときも、中立的な立場でフェアな話し方をするように心がけています。
とはいえ後になってから、間違った言い方をしてしまったと反省する事もしばしばです。
入社後3年間は大手小売店様への配送を行う物流センターに勤務していましたが、年末の繁忙期はどの年も印象深いです。ケーキやおせち料理など、量も多く取扱いに特に注意が必要な商品が増えて業務はとても大変なのですが、張り詰めた空気ながらもいつも以上にみんながお互いの状況を気にかけ、協力しあっている空気は嫌いでは無かったです。
3年間は日々の物流センターの業務をいかにスムーズに、またお客様に迷惑をかけることなく完了できたかという事が自分なりのポイントでした。
今は自分の仕事が収支にどんな影響を与えるのか、直接計ることは難しいのですが意識するようになっています。
実家が農業をしていたこともあり、もともと食に関わる仕事をしたいと思っていました。また会社説明会での、「技術の進歩により色々な仕事がなくなったり置き換わったりするが、食の物流はなくならない」という話がストンと腑に落ちニチレイロジグループに興味を持ちました。
ある程度、会社内部は画一的なものだとイメージしていましたが、物流センターによって業務内容はもとより、雰囲気や人間関係も大きく異なることには驚きました。
家で料理をしたり近くのプールで泳いだりすることが多いです。
連休の時は周辺国に遊びに行きます
2007年 4月 | (株)ニチレイロジグループ本社 |
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2007年 6月 | (株)ロジスティクス・ネットワーク 習志野物流センター |
2010年 4月 | (株)ロジスティクス・ネットワーク 静岡センター |
2011年 4月 | (株)ニチレイロジグループ本社 海外事業推進部 |
2012年 8月 | Nichirei Holding Holland B.V. ポーランド駐在 |