「配車のエキスパート」が
営業に転進し、技を活かす

株式会社ロジスティクス・ネットワーク
営業部 部長代理
瀬戸 信義
1989年入社 商学科 卒業
※ 所属部署、掲載内容は取材当時のものです。

築いたキャリアが今につながる。

入社後、九州・鳥栖物流センターの立ち上げに参加、次は関西物流センター立ち上げのため大阪に転勤、その後、船橋物流センターの強化にあたりました。一貫して、我々が呼ぶところの「足」、つまり配送関連の業務に携わってきたキャリアです。若い頃から大きなプロジェクトに加わる機会を持て、大阪時代には近畿圏の配車業務を任せてもらいました。物量の波に合わせて車両を過不足なく調達することの難しさを実感し、知らない土地で最適な配車ルートを組むため、休日に自分のクルマで調査・確認したこともあります。船橋では、配車力の強化により業績を向上させるため、トップから指令を受けて赴任。社内では「配車のエキスパート」的存在と認識されているようです。

そんな私が営業部に配属になったわけですが、まったく戸惑いはありませんでした。関西や船橋でさまざまなお客様と接し、新規顧客の開拓などにも取り組んでいましたので、これまでの経験値で充分務まると思いました。ただ、私が現在所属する本社営業部は全国規模の案件を中心に取り扱う部署なので、スケールは以前より大きくなりました。お客様はメーカー系が多く、冷凍食品業界、アイスクリーム業界、冷凍パン生地業界などです。私は、主にアイスクリームメーカー、製パンメーカーを担当しています。

「獲れた!」コンペに勝つ醍醐味。

我々のミッションは、お客様の品質向上やコスト削減などにつながる物流改善。お客様との緊密な関係を結びながら、常に新たなニーズを汲み上げて案件化していく「深耕営業」です。例えば、配車業務の拠点を集約してコストを削減する事や、アイスクリームの専用保冷ボックス(車両から店舗などへの搬送用)を作成して品質を向上させるなど、数々の提案をし、実現してきました。現状では「当たり前」と見られてきたことにも、物流の専門家として目を向け、「まだこんなことができる」と声を上げる役割だと考えています。

営業をやるようになり、より幅広い業界のお客様と知り合えるようになったのは楽しいですね。自分が確信していることをお客様にも理解していただくのには苦労もありますが、納得してもらい、受注につながれば必ず達成感とやりがいを得ることができます。特に、コンペに勝って受注獲得が決まった瞬間はやはり営業の醍醐味。「獲れた!」と自然に拳が上がりますね(笑)当然、本当のスタートはその後からで、物流改善を成功させるには長い道程があり、我々もお客様も不安はあります。新しく構築したスキームが立ち上がり、業務が始動した初日の朝、新車両がダイヤ通りに一斉に走っていく。一緒に見守っていたお客様から「うまくいったね。ありがとう。」これほど嬉しい言葉はありません。

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