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Good Job〜仕事のやりがい〜

センター所長として様々な人と向い合い、チーム力を高めていく仕事 株式会社ニチレイ・ロジスティクス関西 六甲アイランド物流センター所長 中西恵子 1986年入社 経営学部経営学科卒業
すべての経験が糧となる

すべての経験が糧となる

 入社当初は、現在のポートアイランド物流センターで輸入に携わる業務を担当していました。輸入された商品に対し、お客様のご要望を聞いて通関手続きを行い、搬入を進める外貨業務です。その後2度の産休、育児休暇がありましたが、2度目の復職から数年後に、上司の勧めもあってマネジャー試験を受験しました。自分自身、慣れ親しんだ業務だけでなく、営業的な仕事にも携わってみたいと思ったのです。

 試験合格後は、神戸・大阪で営業活動を開始。モノを売る仕事ではなく倉庫を利用して頂く営業、サービスを提案する営業ですから、最初は試行錯誤の連続でした。最も印象に残っているのが、ある水族館への普段はしない飛び込み営業。ふと「エサの保管には冷凍冷蔵技術が不可欠だ」と思い、受付に向かうとそのまま担当の方と会うことができ商談へ。後日、当社の倉庫での取り扱いが始まりました。この成約は、自分にとってすごく大きな自信となりました。同時に、物流センター勤務時に得た様々な知識や経験は、お客様に具体的な問題解決方法の提案等ができ、営業を行う上での大きな武器となっていました。

 その後、私は六甲アイランド物流センターに移り、センターのマネジャーを経て、現在所長として奮闘しています。営業活動だけでなく、センター全体の運営・管理全般、そして人材育成も新たな仕事となりました。責任は重大ですが、これまでの経験やキャリアは間違いなく、今の仕事を支える大きな力になっていると実感しています。

人を育て、人と協力する

 六甲アイランド物流センターは、乳製品等の輸入品だけでなく、酒粕、洋菓子など、神戸ならではの地場製品も数多く扱っています。地域密着の倉庫を目指して、足しげくお客様の元に足を運び、ご要望やよりよい協力関係についてお話しすることを大切にしています。

 一方で、物流センターの運営は一人ではできません。六甲アイランド物流センターで言えば約25名いるメンバーの、チームワークが何より大切です。センター全体をまとめる立場としての責任感を痛感しつつ、人を育てる、人と協力するために何ができるのかを日々考えています。

 そのベースにあるものは、私は「思いやりの心」だと思います。一人ひとりの考えを汲み取り、信頼し、仕事を任せること。その積み重ねではないでしょうか。物流センターの仕事はこのように、人間味溢れるものだと私は思うのです。

 マネジメントから営業、人材育成まで、多種多様な仕事のフィールドがあり、それぞれの場面で人との出会いがある。それが、この仕事の魅力です。一方で現在は「コスト」「スピード」「食の安全」等、お客様から非常に高いレベルのサービスを求められています。絶えず自らのスキルアップを図り、かつチーム全体としてセンターの力を高めていくことが重要となってきます。人に学び、常によりよいサービスを追求していくことができる環境がここにはあります。