トップからのメッセージ Top Message

革新性と国際性をますます高める
食品低温物流サービスにおける
国内No.1ブランド。

代表取締役社長
梅澤一彦

さまざまなお客さまから信用と信頼が、
「ニチレイロジ」という独自のNo.1ブランドを生んだ

私たちニチレイロジグループは、食品を中心とした低温物流サービスの日本におけるリーディングカンパニーです。国内では、他社の追随を許さないトップシェア。私たちの業務がストップすれば、日本全国の食のサプライチェーンが、ひいては日本中の食卓が大混乱するほどの大きな影響力を持つと自負しています。

また私たちは、冷蔵倉庫設備能力の世界ランキングで5位につけ、売り上げのおよそ20%を海外で稼ぎ出す、グローバル企業でもあります。30年以上の歴史を持つヨーロッパ事業を始め、中国やASEANにも進出。近年では、2014年にタイ王国で物流センターを新設し、2018年にはマレーシアでイスラム教徒向けのハラル物流もスタートさせました。

こうした私たちの事業活動の根底にあるのは、ニチレイグループのミッションである「くらしを見つめ、人々に心の満足を提供する」。このミッションのもと、「選ばれつづける仕事。」をブランドスローガンにお客さまの信頼に応えてきた結果が、現在の食品物流サービスにおけるトップランナーとしての地位につながっています。

私たちニチレイロジグループは、ニチレイグループの中核事業としてパブリックに低温物流事業を行っています。売り上げ構成比を見ましても、ニチレイグループからの売り上げは、わずか10%弱。それ以外の多くの売り上げは、商社、卸売業、小売り、外食に加え、ニチレイ以外の食品メーカーが占めています。つまり私たちは、食品物流業界において、さまざまなお客さまから信用と信頼をいただくことで、「ニチレイロジ」という独自のNo.1ブランドを確立することができたといえるでしょう。

ICTによる業務革新を進めつつ低温物流をマネジメントし、
その物流品質を全世界に展開する仕事

私たちニチレイロジグループは、物流の「インテグレータ」として、運送や現場作業を担う企業、ITシステムベンダーや通関事業者など、数多くのパートナーとチームビルディングを行って、日々のサービスを創造し、進化させ、運用していくのが仕事です。つまり、必要なのは創造力とコミュニケーション力。パートナー企業それぞれの担当者とは、正確な情報と同じ想いを共有し、「頭はロジカルに、しかし敬意をもって接する」コミュニケーションが大切になります。

また私たちは、急速に進む労働力不足に対応するため、現在、物流現場での実務をデジタル化するなど、全社を挙げて業務革新に取り組んでいます。そのために、これまでのような個人の経験と勘に頼った仕事から、AIやビッグデータを活用した「データドリブン」な意思決定へのシフトを進めており、そのためのデータ分析や統計などの仕事の重要性もますます高まるはずです。

こうして高度なサービスを追求することで、人口減少が進む国内においても、まだまだ成長の余地はあると確信しています。
とはいえ、もちろん海外マーケットには、さらに大きな可能性があることはいうまでもありません。

日本の物流品質は間違いなく世界でもトップクラスであり、そこで鍛えられた私たちのスキルとノウハウは、途上国はもちろん先進国を含めどこの国でも通用します。また、「『食』を支えつづける」という企業理念は、どの国や地域でも、広く共感を得られるものと信じています。

さまざまな想いを持つ人材が活躍できる多様なフィールドと、
フレッシュな提案を受け入れるフラットな風土

私たちニチレイロジグループは、国内No.1の高度な低温物流を世界のスタンダードにしていくという志のもと、社会やお客さまの課題に対し、革新的なノウハウを追求し、最適なソリューションを提供することを目指しています。この目的を達成するのは、スタッフ一人ひとりの力の総和にほかなりません。ニチレイロジグループを構成するメンバーが、それぞれの個性を発揮し、お客さまの信頼に応え、かけがえのないパートナーになっていくことが、私たちの持続的な成長につながります。

これらのビジョンを達成するためには、食品物流をマネジメントするコミュニケーション力の高い人材はもちろん、業務革新に必要なICT、AI、ビッグデータやロボティクスを専門とする人材、また海外マーケットの開拓には外国語能力を始め異文化コミュニケーション能力の高い人材も必要となります。

だからこそ、幅広い業種を相手に戦略的な営業をしかけていきたい、食というインフラを物流で支えたい、先端技術を駆使して物流の仕組みを変えたい……などなど、さまざまな想いを持つ多彩な人材が集まってほしいと願っていますし、それぞれが活躍できる多様なフィールドを用意しています。また、食品物流に革新をもたらすことを目指す私たちは、これまでの慣習にとらわれないフレッシュな提案を求めており、その提案を受け入れるフラットな風土があると自負しています。

さらに、「ES(従業員満足)なくしてCS(顧客満足)なし」の観点から、ダイバーシティなどを含む働き方改革にも力を入れ、より働きやすくストレスの少ない職場を目指して、リモートワークなどの導入にも積極的です。
世界の食品低温物流に革新をもたらすために、私たちとともに、氷点下の舞台を沸かせてみませんか。