物流の主な機能「輸配送」「保管」「荷役」「流通加工」「情報管理」を実際のものの流れに沿ってみてみましょう。
(注釈:実際の流れはもっと複雑です)
物流業界基礎講座 Logitics Basic Lecture
Lesson 2 物流の機能
荷役
トラック・貨車・船舶・航空機等への貨物の積み込みや荷下ろし、倉庫への入庫・出庫、納品先ごとの仕分けなど倉庫内での作業のこと。
保管
水産品、畜産品等の素材や冷凍食品などの製品を保管すること。
品質を保つための温度・湿度等の管理、製品の在庫数の管理(入庫数・出庫数)が重要である。
流通加工
商品の価値を高めるために、お客様の要望に応じて物流センターや倉庫で加工すること。
例えば食用肉をスーパーマーケット等の出荷用にスライスしたり、値札付け等を行うことがある。
輸配送
輸入港、生産地から物流センター、物流センターと工場の間、物流センター間、物流センターから店舗へ、素材や製品を運ぶこと。
情報管理
在庫の管理やトラックの配車状況の管理など、流通過程における様々な情報を管理すること。
ITが発達した現在ではお客様の商品に関する情報をリアルタイムに把握し、その情報を提供することが求められます。