5 海外事業

ニチレイロジグループの海外事業は1988年のオランダ進出から始まりました。
国内で培ったノウハウを元に、ヨーロッパ、中国、ASEANで食品物流事業を積極的に展開しています。

ヨーロッパの海の玄関口、オランダロッテルダムを拠点に、欧州全域にわたるトータル物流サービスを提供しています。
また、中国では、上海地区を中心にコンビニエンスストアの物流を行い、 ASEANでは、タイ・マレーシアに進出。タイでは、国内の低温物流にとどまらず、ASEANのハブ拠点として欧州や日本との連携も視野に入れた事業を展開しております。

欧州

現在、ニチレイ・ホールディング・オランダB.V.の傘下には冷蔵倉庫事業4社、低温輸送・通関事業3社を保有(2017年12月現在)し、ロッテルダムを中心にそのサービス圏を拡大。
ニチレイロジグループの日本人駐在員が、お客様の物流をトータルでコーディネートしています。

中国

現在は上海で量販店向けのDC業務と、輸配送業務を実施。日系企業を中心に、確かなサービスを提供しています。

ASEAN

2013年6月にタイ王国に低温物流事業を営む合弁会社を設立しました。
2014年11月にはバンコク市近郊に物流センターを稼動し、保管・通関から輸配送まで、一貫物流サービスの提供が可能となりました。
タイ国内の低温物流にとどまらず、欧州や日本、東南アジアをつなぐ国際複合一貫物流サービスの提供を目指して事業を展開しています。