ニチレイブランドをより輝かせるために、社員の働きがいを高める。

ニチレイフーズ


ダイバーシティ推進部 人財開発グループ / 2021年入社

Career

2021年
人事部
2022年
ダイバーシティ推進部 人財開発グループ

Interview

Q1

自分がこれまで培ってきたスキルを活かしつつ、人事として仕事の幅を広げていくことができると考えたからです。前職では主にタレントマネジメントシステムの運用を担当していましたが、人事としての長期的キャリア形成を考えた時に、評価や人事制度、労務など領域を広げる必要があると思っていました。また、前職では持株会社に在籍していましたが、立場上、業務の影響範囲は広いものの、現場との距離があり、本質的な課題をつかみづらいと感じていました。そんな時、人事システムのリプレイスに向けて人材募集をしていたのがニチレイフーズでした。ニチレイフーズは事業会社ですので、ここであれば従業員の方との距離が近く、また経験を活かしながらスキルアップができると考えました。面接の場でも「どんどんいろんなことをやってもらいたい」とのお話をいただき、最終的に入社を決めました。

Q2

入社後は人事部に配属され、既存メンバーと共に人事システム移行プロジェクトに参画しました。それ以外にも労務管理や昇格試験、評価にも関わらせて頂きました。入社当初は社内の人脈ゼロからのスタートでしたが、業務上多くの部署と関わりを持つ必要があり、入社数か月後にはほぼ毎日誰かにメールや電話をするという状況でした。直接お会いした事のない方に電話をし、こちらから提案して動いていただく事は大変さもありましたが、そのお陰で短期間で社内の人脈を広げることができました。その後、入社翌年の春にダイバーシティ推進部が人事部から分割する形で新設され、ダイバーシティ推進担当として異動になりました。いつかは関わりたいと思っていた領域でしたが、想像より早くその機会を頂き有難いと思いました。

Q4

現在グループ全体で海外事業の強化を目指していますが、事業を支える人材の早期育成が急務になっています。そのため23年度から市場や事業を知るための海外研修を新設し、その担当を任せて頂きました。入社2年弱というタイミングであり、海外事業の詳細や駐在員の方に関する知識は皆無の状況でした。海外関連の社内規程もまだ理解しきれておらず、渡航するというのに英語が得意という訳でもありません。そんな“ないない尽くし”の中、海外視察経験者や国際事業部の方からお話を聞いたり、海外規程をレクチャー頂いたり、企画を引き受けてくださる旅行代理店を探したりと社内外の様々な人にあたり、駐在員の方の多大なるご協力もありゼロからなんとか形にすることができました。ほぼ一人で一切の事をやっていたため心理的なプレッシャーも大きく、全てのプログラムが終わった後にはしばらく仕事をセーブして心身のバランスを整える必要があったほどでした。しかしながら現地に行くことで当社の海外事業を、参加者も自分も体感をもって知ることができましたし、振り返れば全体を通じて大変良い経験となりました。

Q5

これまで自分の歩んできたキャリアの中で、ニチレイフーズでの2年間ほど変化に富んだ仕事に取り組んだことはないかもしれません。よく私に任せてくれているなと感じています。とはいえ、人事の仕事は奥が深く、まだまだ勉強中の段階。最近は新たに立ち上げることが続きましたが、PDCAを回していく必要もあるため、数年は同じ仕事に関わりたいと思っています。また、自身が今、女性活躍に取り組んでいる以上、自分ももっと上のポジション、マネジメントにチャレンジしていきたいです。ありがたいことに、ニチレイフーズには参考になる管理職層の方が多くいらっしゃいます。また、リーダーシップ研修にも参加させていただくなどと、キャリアアップの環境にも恵まれていると感じています。

Q3

人材育成や女性活躍、働きがいの向上に関する施策の企画立案を担当しています。ダイバーシティの取り組みは過去事例がないものが多く、ゼロから考えていく事に大変さはありますが、一方前例がないからこそ、裁量を持ってチャレンジすることができる仕事です。22年度に導入したエンゲージメント・サーベイ活用による組織改善の取り組みに関しては、まだまだ緒に就いたばかりではあるものの、現場の皆様の努力もあり良い事例が増えてきています。経営陣も状況を定期的に確認していただくなど、会社が少しずつ変わってきているのを実感しています。これ以外にも、シッター制度など福利厚生の拡充、ダイバーシティ推進を目的とした中途採用の強化、1on1や社内の各種研修の企画・運営に関わっています。

Message

仕事をする上でキャリア採用と新卒採用の違いは無いと思っています。業務に前向きに取り組めば、裁量をもたせていただけますし、取り組んだこともしっかり評価してくれる会社です。また、もし社内に人脈がないことが業務の壁になり、自分がやりたいことができないという事があったとしても、主体的に動けば助けてくれる人はたくさんいます。キャリア採用者の強みは会社に対する客観的視点や多様な経験で培ったスキルや知識を活かすことにありますから、自信をもってチャレンジして頂きたいです。是非一緒に働きましょう!

転職者に聞くQ&A

  • 転職時に重要視していたポイント

    既存のスキルを活かしつつ、人事として仕事の幅を広げられるか。事業会社において日々、社員の皆さんと接し、課題に寄り添いながら仕事ができるか。この2点を重要視しました。前職での人事経験年数は短いものの、タレントマネジメント運用経験についてはスキルを有する人がまだまだ少なく、それは自分の強み。自分の価値を提供しながらも、できることを増やしていける環境かどうかがポイントでした。

  • 入社後のギャップ

    想定外だったのは、思った以上に多くのチャレンジをさせていただいたこと。キャリア採用のハンデはなく、個人の能力や適性を見て役割付与をしていただいていると感じます。ただ、過去、外資系企業で10年以上働いていましたが、女性の働き方・活躍状況に関しては遅れをとっていると感じています。そのため女性がより活躍できる環境の実現に向けて、仲間を増やすための施策にも取り組んでいます。

  • 最終的な決め手

    前職のスキルが活かせるか、求める人材像のマッチング度が高いかどうかをしっかり見極めました。自分を採用したことが良い判断だったと会社側に感じて頂き、信頼を獲得することがその先に繋がると考えていたためです。また、転職時はコロナ禍でさまざまな業界が打撃を受けており、前職も先の展望が不透明な状況だったため、業界としても食品業界の方が安定していると感じた事も後押しとなりました。

  • 働き始めて気づいたニチレイの魅力

    社員の皆さんがニチレイブランドに誇りを持っていることが素晴らしいと思います。美味しさに対する追求レベルも高いですし、お客様からいただく声、口コミ、メディア登場時などの反応を見ていても、多くの消費者の方から支持をいただいているメーカーだと実感しています。また、穏やかで優秀な社員の方が多く、仕事上のコミュニケーションがスムーズなのも良い点だと思います。

Next Interview