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製品情報

【試験・研究用】

製品一覧

製品名 販売単位 熱ヒステリシス活性※1
高度精製
魚類由来 不凍糖タンパク質(AFGP)
100mg 0.9℃以上
(5w/v%濃度)
高度精製
魚類由来 I型不凍タンパク質(AFP)
100mg 1.0℃以上
(5w/v%濃度)
高度精製
魚類由来 II型不凍タンパク質(AFP)
100mg 1.0℃以上
(5w/v%濃度)
高度精製
魚類由来 III型不凍タンパク質(AFP)
100mg 0.9℃以上
(5w/v%濃度)
粗精製
魚類由来 不凍糖タンパク質(AFGP)
1g 0.5℃以上
(5w/v%濃度)
粗精製
魚類由来 I型不凍タンパク質(AFP)
1g 0.5℃以上
(5w/v%濃度)
粗精製
魚類由来 II型不凍タンパク質(AFP)
1g 0.4℃以上
(5w/v%濃度)
粗精製
魚類由来 III型不凍タンパク質(AFP)
1g 0.5℃以上
(5w/v%濃度)
  • ※1 不凍タンパク質の氷結晶結合力の指標として広く用いられており、氷核の大きさが変化しない温度範囲のことを熱ヒステリシスと呼びます。値が大きいほど氷結晶の成長を抑える力が強いことを示します。

【その他】

  • 1)販売は、法人もしくは研究機関に限らせていただきますのでご了承ください。
  • 2)取扱い時は、吸い込んだり、目、皮膚及び衣類に触れないように、適切な保護具を着用してください。
  • 3)本製品は試験研究用として販売しております。試験研究以外の用途には使用しないでください。
    本製品を食品、医薬品、化粧品、家庭用品その他の試験研究以外の用途に使用した場合の安全性について、弊社では一切検討しておりません。
    本製品を使用して生じたいかなる状況に対しても保証は致しかねます。
  • 4)本製品はいずれも天然物を原料とするため、品質に若干の変動がございます。

特性データ

  原料 分子量 最大溶解度 結合する氷晶面
不凍糖タンパク質(AFGP) タラ科 2,600-32,000(推定) 1,600mg/ml
(超純水、室温)
第1プリズム面
(濃度依存性なし)
I型不凍タンパク質 (AFP) カレイ科 平均値= 3,200 (40残 基) 800mg/ml
(超純水、室温)
第2ピラミダル面(低濃度)
基底面を含む全氷晶面(高濃度)
II型不凍タンパク質 (AFP) カジカ亜目 平均値= 13,700(127残基) 200mg/ml
(超純水、室温)
第2プリズム面を中心とする広い氷晶面
III型不凍タンパク質 (AFP) ゲンゲ科 平均値= 6,700 (65残 基) 50mg/ml
(超純水、室温)
第1プリズム面とピラミダル面
(濃度依存性なし)

特性データ

熱安定性

不凍タンパク質溶液を加熱し、各温度に達した時点から一定時間処理をおこなった後、氷結晶結合力の指標である熱ヒステリシス活性を測定した。
20℃での活性を100%とした時の各温度の活性を残存活性として求めた。

高度精製 AFGP 熱安定性グラフ

粗精製 AFGP 熱安定性グラフ

高度精製 Ⅰ型AFP 熱安定性グラフ

粗精製 Ⅰ型AFP 熱安定性グラフ

高度精製 II型AFP 熱安定性グラフ

粗精製 II型AFP 熱安定性グラフ

高度精製 III型AFP 熱安定性グラフ

粗精製 III型AFP 熱安定性グラフ

参考文献・リンク

【参考文献】
生物物理43(3),130-135(2003)
Kamijima et.al, PLoS One. 2013 Sep 17;8(9):e73643
「不凍タンパク質の機能と応用」シーエムシー出版 第3篇 実用化 第25章 魚類不凍タンパク質製品の性質と食品への応用
【リンク先】
津田栄 Tsuda Sakaeホームページ-産業技術総合研究所
https://staff.aist.go.jp/s.tsuda/AFP_study/afp_study.html
連結して氷の結晶成長を食い止める不凍タンパク質を発見
http://www.aist.go.jp/aist_j/new_research/2017/nr20170216/nr20170216.html