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環境のために

商品におけるCO2削減

包装材の軽量化・小型化

ダンボールの断面図

ダンボールの断面図

ニチレイフーズはCO2排出削減の一環として、商品の品質保持に細心の注意を払いながら、包装資材の軽量化・小型化によるプラスチックの削減や、環境負荷の少ない材質の導入を進めています。

2010年春にリニューアルした「本格炒め炒飯海老塩」では、ダンボールの強度を維持しつつ、中しんの軽量化に取り組みました。この結果、ダンボール重量を1枚あたり40g軽量化し、年間で23tのCO2排出量削減を見込んでいます。2カ月程度の実績を見た上で、2010年4月から順次アイテムを広げていく予定です。

併せて、米飯商品のフィルムの軽量化にも取り組みました。2010年春の新商品「タンドリーチキンドライカレー」の包装資材の構成を見直し、薄肉化を行いました。2カ月程度の実績を踏まえて、2010年4月からピラフ類でアイテムを広げていく予定です。これにより、年間で10tの石油由来プラスチック原料の削減を見込んでいます。

また、ニチレイフーズを代表する商品のひとつ「焼おにぎり」では、品質の向上とともに、従来使用していたトレイを廃止しました。その結果、包材重量として10個入りで約45%、8個入りで約25%の削減を達成し、2009年度は約48tの石油由来のプラスチック原料の削減を達成しました。体積比でも10個入りで約50%、8個入りで約40%減容化され、配送の効率化を実現するとともに、お店やご家庭における冷凍庫での収納性も向上しました。

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牛のメタンガス排出抑制

牛、羊などの反芻動物は、エサを分解・消化する際、胃の中でメタンガスを発生させ、体外に排出します。メタンガスはCO2の21倍もの温室効果があり、反芻動物からの発生量は全体の16%、そのうち70%は牛が排出していると言われています。地球温暖化防止が世界的な課題となる中、ニチレイフレッシュは、牛の発生するメタンガスを抑制する取り組みを開始しました。

牛には胃が4つあり、消化の過程でルーメン(1番目の胃)内の微生物の働きにより水素とCO2を生成。これらはメタン細菌によりメタンガスを生成し、ゲップとして体外に排出されます。

ニチレイフレッシュでは、アマニ油脂肪酸カルシウムがメタンガスの発生を抑制するという研究成果に着目。牛にアマニ油脂肪酸カルシウムを給与することで、ルーメン内の水素は、アマニ油脂肪酸カルシウム中の不飽和脂肪酸と結合して飽和脂肪酸となり、メタンガスの発生が抑制されます。

さらに、この飽和脂肪酸が吸収されると、牛の増体効果・脂肪交雑(霜降り度合い)の向上も期待できます。肥育期間が短くなり、飼料コストが抑えられ、生産農家の負担軽減にもつながります。

現在、このアマニ油脂肪酸カルシウムを用いた飼育プログラムの実用化を目指し、国内2つの農場で試験を行っています。

「牛の体内でのメタンガス発生の仕組み」

「牛の体内でのメタンガス発生の仕組み」

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ライフサイクル(LC)-CO2の把握

キャプション(不明)

焼きおにぎりのライフサイクル(LC)-CO2

ニチレイフーズでは、商品の改良、工程の改善によるCO2排出削減や制度化対応準備として、一部主力商品で、試行的にLC-CO2の算出に取り組んでいます。

LC-CO2とは、人間の活動が地球温暖化にどれぐらい影響を与えるかを、CO2排出量に換算して表した指標です。食品であれば、原料調達から生産、流通、使用、廃棄にいたるまでのエネルギー使用量などをCO2に換算し、商品のライフサイクルにわたって排出されるCO2量を把握します。これらを見える化することにより、事業者の温暖化防止への取り組みを消費者にアピールし、環境に配慮した購買行動を促す効果があることから、温暖化防止対策のひとつとして期待されています。

日本では現在、この取り組みの制度化・普及を目指して、CO2排出量の算定方法や表示・評価に関するルールの検討が進められています。 2009年度はニチレイフーズ主力商品のひとつ「焼きおにぎり」で社内基準によりLC-CO2を試行的に算出しました。商品ライフサイクルの各段階におけるCO2排出量の割合がわかるため、今後どの段階に活動を注力すべきかわかるようになります。 今後も、他の主力商品でLC-CO2の算出に取り組むとともに、CO2排出量削減を推進していきます。

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