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ホーム技術情報ヒストファイン ER、PgR ユニバーサルキット(MONO)

免疫組織化学染色法

ヒストファイン ER/PgR(MONO)ユニバーサルキット

臨床的意義 ER、PgR検査

ホルモン依存性腫瘍において、エストロゲンレセプター(ER)がその増殖に関与していることが報告されている。ホルモン依存性乳癌の治療法としてホルモン療法の有効性が認められており、特にER陽性の乳癌はホルモン療法によく反応し、予後がよい。このため、ERの発現の有無を同定することが、ホルモン療法の効果の指標として重要である。また、プロゲステロンレセプター(PgR)はエストロゲンによって調節されるタンパク質であり、PgRの発現はエストロゲンレセプター(ER)経路が正常に働いていることを示す指標であるため、PgRの発現の有無をERと同時に検出することにより、ホルモン療法の効果の信頼性を更に高めることとなる。
染色原理
本キットは、 免疫組織化学染色法を用いて腫瘍細胞中のエストロゲンレセプター(ER)または腫瘍細胞中のプロゲステロンレセプター(PgR)を検出し、そのタンパクの発現の有無を判定する。最初に、 腫瘍細胞中のエストロゲンレセプター(ER)またはプロゲステロンレセプター(PgR)に対する特異的な第一抗体注1)を反応させ、 次にアミノ酸ポリマーに酵素と第二抗体を結合させた試薬である酵素・第二抗体標識ポリマー注2)を反応させる。その結果、 抗原・抗体・ポリマー・酵素の複合体を形成させ、 この複合体の酵素活性を利用して基質を発色させる。 これにより抗原部位を視覚化し、 光学顕微鏡により抗原の有無を確認する。
注1)第一抗体:
抗エストロゲンレセプターモノクローナル抗体(1D5)(動物種:マウス)または
抗プロゲステロンレセプターモノクローナル抗体(A9621A)(動物種:マウス)
注2) 酵素・第二抗体標識ポリマー:ペルオキシダーゼ標識抗マウスIgGポリクローナル抗体(Fab')(動物種:ヤギ)
ヒストファイン HER2キッド(POLY)染色原理図
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