ニチレイ75年史
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当社事項業界・一般事項この年市況変動の激しい農水産缶詰を縮小、調理・ギフト商品を強化この年水産事業の業績悪化で、商品回転率向上、相場リスク回避、在庫圧縮、人員整理を実施この年畜産加工品で焼きとりの生産開始2.1長期経営計画「明日のニチレイ」を実施開始3.20神戸ポートアイランド博覧会(ポートピア'81)に芙蓉グループの一員として参加5.—グリーンランド沖の甘えびを輸入開始5.—カナダ東海岸のズワイガニを輸入開始10.20コンビニエンスストア向けの冷凍食品「ホワイトパック・ミニ」シリーズを発売10.20オーブントースター用の冷凍食品「トースターフライ(バーガーフライ、サーモンスティック等)」「えびグラタン」を発売この年現地に技術指導員を派遣して高品質な海外水産物を買付けし、他社との差別化を図る(エビ、サケ、カニ、魚卵等)この年ソ連産タラバガニを買付け。共産圏の水産物買付けを拡大1.31包装氷「パーティアイス」を全国統一ブランドに切り替えて発売1.—レトルト食品「ふかひれスープ」「卵コーンスープ」等を発売1.—生産指導員を乗船させたポルトガル船がニューファンドランド沖で漁獲した赤魚を買付け2.1日冷スター販売、東京ニチレイ直販等が東京低温急送を設立(1986年に日本低温流通・関東に社名変更)3.—冷凍食品「大肉麺」「焼売三鮮」「バターライス&グラタン」等を発売。営業担当者の提案商品を採用開始3.—缶詰「サラダ・チキン」が農林水産大臣賞を受賞4.—水産加工品「さけそぼろ」の生産・販売を開始5.—グリーンランド沖で漁獲したカラスカレイを輸入開始6.21ユナイテッドバイオテクノロジカルを設立この年水産事業で得意な魚種中心の取扱いと注文買付けを徹底し、在庫削減で利益の出る体質に転換この年当社の食鳥輸入量が国内首位になる1.—業務用レトルト食品「サラダチキン」等7品を発売1.—埼玉県狭山の社有地を開発し、初の戸建て分譲を開始(12戸)2.1サンレイを設立(3月11日、八戸マルイチ加工と石巻マルイチ加工を子会社化)3.—家庭用新商品発表会を本格再開(東京・大阪・名古屋・福岡・金沢・札幌)4.1「フレッシュ」をテーマにテレビで企業広告を開始4.1冷凍食品発売30周年を記念して包装デザインを一新4.1鶏肉加工品「からあげクン」を発売4.28淺原英夫社長が退任し、新社長に金田幸三が就任7.—ショクレイに出資、冷凍トンカツの生産・販売を拡大、強化8.1ニチレイ食品販売がユキワ食品に社名変更この年カナダ・BCP社等が生産したカズノコ原卵に不良品が多数混入して損害発生(11月に①マークのカズノコを全国販売開始)11.4米国、共和党レーガン、大統領選挙で当選5.—商社がカナダ産カズノコ原卵を高値成約して欠損6.9商法改正公布(株主の提案権を認めるなど株主総会の運営改善、監査役の権限強化、新株引受権付社債の発行、総会屋への利益供与禁止等)1.15改正食管法施行(米穀通帳廃止)2.10全国スーパーマーケット協会が発足2.16厚生省が食品添加物の規格基準を改正6.23東北新幹線開業(大宮・盛岡間)7.23IWCが商業捕鯨モラトリアムを採択(全面禁止。日本は異議申し立て)10.—日本食品添加物協会が発足11.10中央自動車道全通(東京高井戸・小牧間)11.15上越新幹線開業(大宮・新潟間)11.27中曽根内閣成立12.—セブン-イレブンのPOS導入に合わせて乳業大手がバーコード表示(その後急速普及)この年健康食品ブーム3.24中国自動車道開通(吹田・下関間)3.—カナダ産ニシン大豊漁、凍結遅延で鮮度が劣化、粗悪原卵が混入し商社が大幅欠損5.23臨時行政改革推進審議会設置(会長・土光敏夫)6.26参議院議員選挙、全国区で初の比例代表制を導入7.—北洋サケ、マスの豊漁で浜値が急落7.—エルニーニョ現象による冷夏で北海道のアスパラガスが大幅減産8.27厚生省が食品添加物11品目の使用を許可8.—サケ・マス、筋子、カズノコの原卵相場急落11.—米・アラスカ州のタラバガニが禁漁263資料編1981(昭和56)年1982(昭和57)年1983(昭和58)年

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