ニチレイ75年史
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表売発承化当社事項業界・一般事項12.23「赤城丸」の輸出手続問題で冷凍マグロ輸出禁止処分を受ける(1960年1月1日~31日)この年合理化のため製氷主体の小規模工場分離を開始1.—大栄食品(現・ニチレイフーズ山形工場)に出資、果実缶詰を生産2.1北国冷蔵を設立、宇出津・小松工場を分離し賃貸2.1高知冷蔵を設立、室戸・室戸岬・甲浦工場を分離し賃貸3.1吹田・博多食品工場を設置、冷凍食品・魚肉ソーセージの生産開始4.4冷凍貨物車「おおとり号」完成5.10ユニットクーラーの自動デフロスト装置が科学技術庁長官から注目発明に選定される6.1本社に特産部を設置、本格的に畜産・飼料事業を開始6.1北洋水産と折半で日冷農産工業を設立6.23テンダーツナ(マグロの調理缶詰)を関東地区で発売(10月全国発売)6.—イタリアにジェノア駐在員事務所を設置、輸入マグロを販7.26インブラッペとコペスブラの投資許可を大蔵省から取得、改めて両社を設立8.1鎌ケ谷農産試験場(職制外)を鎌ケ谷試験所として設置8.—トリニダード・トバゴに駐在員事務所を設置、マグロを輸出9.7日本カカオ工業と共同でアングロ・スイスチョコレート工業を設立(出資比率63.3%)10.1下関中央魚市場と共同で中央冷凍食品工業(現・中冷)を設立、練製品を生産・販売10.15東海冷蔵を設立、小牧・瀬戸・岡崎・西尾大浜・松阪・鳥羽・山田・長島工場を分離し賃貸10.18駿河冷蔵を設立、三島・蒲原・網代・小川島田工場を分離し賃貸11.—鎌ケ谷試験所に回転鶏舎・養豚場・温室等が完成この年冷凍工場・車両に☆(スター印)をつけて宣伝を強化この年遠洋漁業による船内凍結製品の増加、加工原料の増加、アイスクリーム等乳製品の増加で冷蔵倉庫の庫腹需要が増える1.1船橋食品工場を設置(5月に魚肉ハム・ソーセージ、缶詰、冷凍食品の生産開始)1.31長崎洋行(現・ニチレイフーズ長崎工場)の全株取得2.1日冷スター販売を設立、ユキワ食品・マルイチ食品の業務継2.6テレビ番組「ロボッタン」を提供2.—江橋産業に出資(出資比率41.6%、後に西部日冷農産と改称)3.1三立等と共同でモダン・プラスチック工業を設立3.—「即席日産チキン・ラーメン」(日産食品製)を発売3.—冷凍貨物車「つばめ号」完成4.1堀田与三松と共同で日本ミートを設立(出資比率66.7%)、当社明石町工場で牛・豚を加工処理して駅ビル等で直売4.28日冷鶏卵市場を設立(1965年に事業休止)4.—天ぷら油・サラダ油(熊沢製油製)、スパイスソルト(日産食品製)、テンダーフィッシュ缶詰を発売1.19日米安全保障条約(新安保)行政協定改定調印(6月23日発効)2.20東証ダウ平均株価1,000円を突破5.20新安保条約、衆議院で強行採決7.1日独貿易協定調印7.19第1次池田内閣成立7.—日英貿易協定でサバ缶詰等の全品目自由化に移行8.1森永製菓がインスタントコーヒーを発売。インスタント食品ブームが起きる8.—農林省、品不足で乳製品の緊急輸入を発8.—ニセ牛肉缶詰事件発生。牛肉缶詰の販売に悪影響9.5政府、257品目の輸入自由化を発表9.10NHK、カラーテレビの本放送開始9.14石油産出5カ国、石油輸出国機構(OPEC)を結成10.—農産物121品目の輸入自由化実施を決定12.27閣議、国民所得倍増計画(高度成長政策)を決定この年ハマチの養殖が盛んになるこの年北海道水産試験場が冷凍すり身技術を開1.3米国、キューバと国交断絶を表明1.20JASマーク制定4.—東洋水産と富士製麺(現・サンヨー食品)が即席めん市場に参入7.1大豆とインスタントコーヒーの輸入自由7.18東証ダウ平均株価1,829円74銭で史上最高値8.13東西ベルリンの壁構築される9.30経済協力開発機構(OECD)が発足10.1冷蔵倉庫業、運輸大臣の営業許可制となる10.1コーラ飲料の輸入自由化で市販が本格化12.7畜産振興事業団が発足この年肉・乳製品・卵の消費拡大255資料編1960(昭和35)年1961(昭和36)年

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