ニチレイ75年史
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バイオテクノロジー分野に進出・モノクローナル抗体の作製技術・白血病関連検査試薬の製造販売・病理関連試薬の輸入販売・牛胎盤エキス原料の製造販売診断薬事業部発足・病理関連試薬の開発製造販売・白血病関連検査試薬事業から撤退・イムノクロマト製品の開発開始・BSE問題発生により牛胎盤を豚胎盤に変更分社化によりニチレイバイオサイエンス設立新たな生産・研究開発拠点「グローバルイノベーションセンター」を設置米国の医療機器メーカー Pathcom Systems Corporation を買収ユナイテッドバイオテクノロジカル(UBC)設立・FBS(牛胎児血清)の輸入販売開始・無血清培地の輸入販売開始研究開発の様子。グローバルイノベーションセンターでは各種診断薬の開発・製造を手掛けている205グローバルイノベーションセンターさまざまなタイプがある白血病を研究・同定するモノクローナル抗体「NUシリーズ」の製薬医薬開発室・UBC統合1980199020052020事業編バイオサイエンス事業 人々の健康と幸せに貢献することを目指して、新たにバイオ分野に踏み出したのが1982年。畜産事業の副産物である牛の血清を活用する事業から始まった。その後、同じく畜産副産物を活用したプラセンタエキスの開発により事業を軌道に乗せる一方、バイオ技術を生かした診断薬の研究に取り組むなどして事業領域を拡げてきた。 2005年にニチレイバイオサイエンスを設立。ニチレイグループの中では小規模ながら、世界でも有数の技術を持ち、乳がんや肺がんを診断する診断薬や、インフルエンザ迅速診断キットなどを開発・製造・販売している。2019年には新たな生産・研究開発拠点である「グローバルイノベーションセンター」が稼働し、次世代の診断薬・診断装置の開発、製品化に弾みをつけた。 1982〜 1990〜20052019

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