ニチレイ75年史
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1954年学校給食法制定冷凍食品の黎明期1963年大手スーパーマーケットが冷凍食品売り場開設東京オリンピックでも活躍1964年東京オリンピックの選手村食堂に冷凍食材を提供1966年魚肉練製品の「さざなみ」「銀波」発売1975年家庭用電気冷蔵庫の普及率96%1942年日本政府が「帝国水産統制(ニチレイの前身)」を設立1945年「日本冷蔵(現 ニチレイ)」創立1946年果汁入りアイスキャンディ「レイカ」発売1947年ち印の焼きちくわの生産を開始1970年大阪万博に「テラス日冷」を出店1974年• 家庭用冷凍食品を「グリーンベルト」ブランドに統一• 帝国ホテルとインペリアル・キッチン(現 帝国ホテルキッチン)設立1976年街中の小型レストラン向け「レストランパック」シリーズ発売1978年「レストランパック」の家庭用商品として「ホワイトパック」シリーズを発売1979年• 冷凍食品の日本国内生産量50万t超• 業務用「ファイブスター」シリーズ発売• ニチレイ・アメリカ設立(米国)1970182鶏肉、ぎんなん、みつばなどが入った卵液を冷凍。流水解凍後、器に入れて蒸せば完成日本冷蔵の冷凍魚売り場給食で人気だった三色スチック「テラス日冷」で冷凍食品を使ったハンバーグなどを提供グリーンベルトに統一されたパッケージさざなみ銀波選手村への納品風景日本冷蔵の創立家庭にも広がり始める1969年日本冷凍食品協会設立。冷凍食品生産量10万t超194019501952年冷凍ミカン、冷凍イチゴ、凍果ジュース発売1954年日本初の調理冷凍食品「茶碗むし」発売1956年• 明石町食品工場を設置し、魚肉ハム・ソーセージ、缶詰、冷凍食品を生産開始• 南極観測隊に69種約20tの冷凍食材を提供1959年自社で冷凍貨物自動車「はやぶさ号」を開発、完成1960加工食品事業  日本で冷凍食品事業が始まって、2020年で100周年。時代のニーズに応えながら進化してきた冷凍食品の歴史は、75周年を迎えた当社の歴史と重なり合う。 冷凍食品のパイオニア企業として、当社は冷凍食品事業に真摯に取り組んできたが、冷凍食品そのものが市民権を得るまでに長い時間を要したのと同様、利益を生み出すまでには、長い試行錯誤と赤字の時代が続いた。 今日、加工食品事業はニチレイグループの主力事業の一つとなり、独自の商品開発力と品質保証力を生かした冷凍食品(家庭用・業務用)、レトルト食品、ウエルネス食品を提供している。 ニチレイフーズは、「くらしに笑顔を」を企業コンセプトに、常に独自能力を磨き、卓越した価値を創造することで、世界で最も信頼される食品企業を目指している。 1942-49 1950-59 1960-69 1970-79

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