ニチレイ75年史
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■生産関連子会社の社名変更 1997年4月、森食品加工株式会社は株式会社森ニチレイフーズに、大栄食品株式会社は株式会社山形ニチレイフーズに、白石フード株式会社は株式会社白石ニチレイフーズに、長崎日冷食品工業株式会社は株式会社長崎ニチレイフーズにそれぞれ社名変更した。これは、従来から大栄食品はその名称が営業上誤解を与えるなど紛らわしかったこと、また長崎日冷食品工業の場合は工業という文字がそぐわないなどの不都合に加え、大栄食品が創立40周年、長崎日冷食品工業が創立25周年を迎え、これを機に社名を変えたいとの希望が寄せられていたことによる。 検討の結果、100%当社製品を生産している投資会社については、地名を頭につけたニチレイフーズに統一することにした。第2部98大泉アイスプラント■水産加工関連部門事業場の関係会社への委譲 1998年3月31日付をもって、小名浜加工工場と梅町加工工場を閉鎖し、それぞれの業務は小名浜マルイチ加工株式会社と梅町マルイチ加工株式会社に委譲することになった。併せて、房総冷蔵株式会社と長浜マルイチ加工株式会社を解散することを決めた。 房総冷蔵は、南房総地区における製氷および冷蔵事業、水産加工原料売買などを中心に地域に密着した事業を展開し、またその他の拠点については水産加工品事業の重要拠点として当社の発展に寄与してきた。しかし、昨今の安価で競争力のある輸入加工品の流入や水産氷、陸上氷の需要減少などにより、当該事業所は大変厳しい事業環境に置かれていた。特に業績悪化が続いていた房総冷蔵と長浜マルイチ加工については、事業継続は困難との結論に達し、会社を解散することとした。

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