株式会社ニチレイフーズと株式会社ニチレイフーズ・プロの合併の件

プレスリリース 2006年

平成18年1月31日
報道関係者各位
株式会社ニチレイ
株式会社ニチレイフーズと株式会社ニチレイフーズ・プロの合併の件
当社グループの加工食品事業を行う株式会社ニチレイフーズ(代表取締役社長:浦野光人)は、メーカー機能の強化を目的として、平成18年4月1日を期して、同社の加工食品生産子会社である株式会社ニチレイフーズ・プロと合併することを決定いたしました。
 
 
1.生産体制再編の経緯
  当社グループは、ここ数年にわたり生産体制再編に取り組んでまいりました。 まず、平成13年には、コストの明確化と品質及び生産効率の飛躍的な向上を狙って、自営食品工場を分社化し、中核生産子会社である株式会社ニチレイフーズ(旧)を設立しました。 これに伴い、商品の特徴に応じて、大規模・量産型商品を株式会社ニチレイフーズ(旧)の主力生産工場、バラエティ型商品を中規模生産工場、手作り感など価値訴求型商品を海外OEMというように生産品目の再配置を実施いたしました。 平成14年には株式会社白石ニチレイフーズ等の主力生産子会社4社を株式会社ニチレイフーズ(旧)に統合し、各工場に分散していた生産ノウハウの集中と、生産品目の再配置による生産効率向上を実現しました。 並行して推進したISO14000シリーズの取得や6Σ ウェイの導入などと合わせて、これらの組織再編を契機とした品質・生産効率の向上への取り組みは着実に効果を挙げてまいりました。 平成17年4月には、ニチレイグループは持株会社体制へ移行し、加工食品事業を行う事業会社が株式会社ニチレイフーズ(新)として分社化されました。生産子会社は、それに伴い株式会社ニチレイフーズ・プロと改称しました。
 
2.合併の目的
  株式会社ニチレイフーズ(新)は、生産子会社を独立させたことによって、生産機能の強化については概ね期待通りの成果が得られましたが、一方で組織が分断されていることにより、 生産と、研究開発・マーケティング・商品開発等の機能との連携については課題が残りました。食品業界では昨今、卸や小売業者による自社ブランド製品の拡充や、食品メーカーに幅広い品揃え機能が求められるなど、製販三層の間で重複や競合が起こっております。 今回の合併は、こうした市場環境に対処するに当たり、改めて各機能をひとつの会社に統合することにより、メーカーとしての機能を一層強固なものにすることを狙っています。あわせて管理業務等重複していた業務の効率化や、生産系要員の一元管理による適正配置の効果も期待しています。
 
3.合併の内容
  (1)合併の期日
 
平成18年4月1日(予定)
  (2)合併の方式
 
株式会社ニチレイフーズを存続会社とする吸収合併方式で、株式会社ニチレイフーズ・プロは解散いたします。
 
4.合併当事会社の概要
 
商号 株式会社ニチレイフーズ(合併会社) 株式会社ニチレイフーズ・プロ
(被合併会社)
事業内容 冷凍食品・レトルト食品・缶詰・飲料・包装氷・ウェルネス食品の製造・加工・販売 加工食品の製造販売
設立年月日 平成17年1月5日 平成12年12月20日
本店所在地 東京都中央区 千葉県船橋市
代表者 代表取締役社長 浦野光人 代表取締役社長 柴田徹
資本金 15,000百万円 300百万円
従業員数 813名(平成17年9月30日現在) 223名(平成17年9月30日現在)
大株主及び持株比率 株式会社ニチレイ 100% 株式会社ニチレイフーズ 100%
 
  5.合併後の状況
  合併後の株式会社ニチレイフーズの商号、事業内容、本店所在地、代表者、資本金は合併前と同様です。
 
  6.本件に関する問い合わせ先
  株式会社ニチレイ 広報IR部 03(3248)2235
 
以上